俳句添削道場(投句と批評)

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すだれ巻く思い出ともに仕舞い込む

作者 山口裕子  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

暑い夏色んな出来事すだれ巻きながら思いを整理収めました。

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「すだれ巻く思い出ともに仕舞い込む」の批評

回答者 なお

山口裕子さん、こんにちは。
御句拝読しました。お気持ちはすごくよくわかります。夏の終わりの句、切なさが漂いますね。

「すだれ巻く」という動作と、「仕舞い込む」という動作の二つの時間の関係は?同時のように思いますので一つにしたいと思いました。

裕子さんは、すだれを季語として見てますか?すだれは暑い夏に日差しを和らげて日陰を作り、涼しい風は通すというところに季節があるのだと思います。夏の終わりに巻いて仕舞い込むのではもはや季語の力がないように思います。
ですので、巻いて仕舞うのであれば、私は他の季語を置きたくなりました。

・行く夏をすだれにくるり巻きにけり

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「すだれ巻く思い出ともに仕舞い込む」の批評

回答者 長谷機械児

句の評価:
★★★★★

山口裕子さん、こんにちは。

御句について。

・音数のために、「思い出“と”ともに」とするのが一般的であるところを窮屈に「思い出ともに」としてしまっているのは解消したいところです。
・簾を仕舞うことを指す季語「簾納む」というのがあるようです(あるようです、というのは歳時記を見てもネット検索しても、「秋簾」の傍題に挙がっているものの、作例が見つけられらなかったので)。
 “思い出ともに”以外の部分を、この「簾納む」に相当することに使ってしまっている状態です。
 簾を仕舞う動作以外にあるのが「思い出」(色んな出来事)と漠然としているので、これを出来事一つずつ具体化出来れば、また別の俳句になると思います。

とはいえ今回は「思い出」(色んな出来事)しかないので…、

 思い出とともに納める秋簾
 思い出とともに簾を納めけり

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

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添削対象の句『すだれ巻く思い出ともに仕舞い込む』 作者: 山口裕子
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