「秋虹や孫の遺影と老牧師」の批評
回答者 つちや郷里
友也さんこんにちは。
若くして亡くなられた方を詠んだ句ですね。
お孫さんを亡くされたお爺様のお気持ち、心中お察しします。
句の内容ですが、「と」という並列の助詞を使うのもいいですが、さらに映像化できると思います。
例えば「抱く」という動詞を使ってみましょう。
・秋虹や孫の遺影を抱く牧師
・孫の遺影抱く老牧師あきの虹
2つ目は漢字が続くので、秋をひらがなにしました。
どうしても気になるのが、「孫」が誰の孫なのかですね。
老牧師の孫ではなく、作者の孫の遺影を老牧師が抱いているという印象も出てしまいますね。
こればかりは他人のことを詠んでいる句なので仕方ないのかな。
ちなみに「秋の虹」という季語は良い選択だったと思います。
次回も楽しみにしてます。
点数: 1
添削のお礼として、つちや郷里さんの俳句の感想を書いてください >>
このページに来てくださり、心から感謝します。初秋になったとはいえ暑い日が続いておりますが、どうぞご自愛ください。
ちょっと重い句ですが、3年前に筋ジストロフィーで亡くなられた好青年を偲んで。天国からお祖父様である牧師先生を見守っていることと思います。彼とは特別集会で会うだけでほとんど接点はなかったですが、病苦に負けず懸命に生きておられた姿を今も忘れることができません。
批評・添削していただければ幸いです。よろしくお願い致します。今日も惜しみない祝福がありますように。そしてさらなるご健勝とご健吟を心よりお祈り致します。私も至らない点が多いですが、精進して参ります。