「愛犬に舐め回される捨案山子」の批評
回答者 森田拓也
ハオニーさん
こんばんは。
僕の句の素敵な添削をどうもありがとうございます。
ハオニーさんは、うたた寝できないお仕事をされてるんですね(笑)
やっぱりなかなか宗教的な知識を持ってないと、
宗教関係の季語を使うのは難しいですね(笑)。
この句はまるで映画の印象的なシーンを観るような魅力のある句ですね。
大切なワンちゃんが捨案山子を舐め回されるという、
ほんのちょっとした行動がハオニーさんご自身にとって、
大切な印象として心に残ったことが魅力に思います。
この間、三島由紀夫さんのインタビューを観ていたのですが、
三島さんが「道で小さな石ころにつまづいたことでも
時には人生に深く影響を与える出来事として心に残る」と言われてました。
この句にも、そんなことを感じました。
点数: 2
添削のお礼として、森田拓也さんの俳句の感想を書いてください >>
収穫を迎えた田んぼの近くで、愛犬が捨てられた案山子を見つけました
ニオイを嗅いで少しすると、愛犬は何を思ったか案山子を舐め回しました
そのシーンをコミカルに切り取りました
季語は「捨案山子(すてかがし)」です
そして、なぜ愛犬がこの案山子をペロペロしたのかは今でも分かりません