「メーデーや歩き煙草を嗅ぐ赤子」の批評
回答者 なお
Y太さん、こんにちは。
暑い日が続きますが勉強進んでいますか(笑)?
拙句にコメント有難うございました。
おっしゃる通り、助詞は難しいのですよ。俳句でなくても難しいのに、音数の少ない俳句では余計です。
ちなみにY太さんの前句で私は言い忘れたのですけれど、「カナトコ雲も僕みたい」とおっしゃっていますね。この「も」はくせものですよ。すごく使いたくなるのですが、「も」と言うからには必ず「その前に何かがそうであり、それに加えて」という場合ですよね(例:「雨が降った。風も吹いた」)。でも、この「その前に何かがそうである」ことが不明なことが少なくないのです(例:「風も吹いた」だけが突然出てくる)。前句の場合はいかがでしたか?
さて御句拝読しました。ちょっと季節がバックしますが、それは今日は置いておきます。
メーデーだからといって、歩き煙草が許されるわけではないです。しかしそこで、学生さんでありながら、大人はいつも仕事が大変なんだろうなあ、と労う心の余裕をみせるとは、Y太さんさすがです。
秋沙美さんのおっしゃるように、原句では赤ちゃんが好んで煙草の煙を嗅いでいるように読めないこともないので、私もちょっと変えさせてください。
・メーデーの歩き煙草に泣く赤子
点数: 1
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先日、歩き煙草をされている大人の方を見かけました。不快でしたが、歩き煙草という悪いことを平気でしてしまうほど心を疲れながら、社会を回している大人の苦労を労いたい気持ちと、それでも子どもの未来こそ、という思いを書こうとしました。