俳句添削道場(投句と批評)

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星祭り地軸に上下なかりけり

作者 ちゃあき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

宇宙に上も下も無いように地球は北極が上で南極が下というのは人間の固定観念ではないかとふと思ったので、星祭と合せてみました。歳時記の傍題には送り仮名の「り」はないのですが、漢字が続くのであえて「り」を入れました。
ご意見よろしくお願いします。

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「星祭り地軸に上下なかりけり」の批評

回答者 イサク

げばげば様のコメントから、話を繋いでみます。

平衡感覚の乱れを感じるような季語(ふらここ、ハンモック)では因果が出ますね。
時候・天文季語も理屈になって難しそう。

動物・植物季語とかの方が合うかな?
元句が「星祭」で秋の季語なので、夏~秋で探してみます。

・鳥渡る地軸に上下なかりけり
・鰺刺や地軸に上下なかりけり
・尺取や地軸に上下なかりけり
・バナナ剥き地軸に上下なかりけり
・橙や地軸に上下なかりけり

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★★★★★

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「星祭り地軸に上下なかりけり」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。自分の作句時間もなかったりするイサクです。

御句、「星まつり」とは風流な季語をお使いで。まあ旧暦なので秋の季語なんですけどね。

「星まつり」は地上から空を見上げる季語だと思うのですが、「地軸に上下」と出してしまうと、突然宇宙から地球を見下ろしている映像に感じてしまって、視点がよくわからなくなってしまいました。
「地軸に上下がない」も理屈寄りですしね・・・理屈でも笑えたりできればよいのですが、そこまででは。

・星まつり空に上下はないはずで

点数: 1

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「星祭り地軸に上下なかりけり」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

星と地軸が近く感じるのかなあ、星を見て頭の中で地軸のことを考えているのが理屈に感じるのかなあ。肌感覚で感じてるような、ぶらんことかハンモックとか、そういうのが合うような気がしているのですが、そうなるとちょっと因果も出ますね。
地軸に上下なかりけり
というフレーズけっこう気に入ったので、合う季語を探してたのですが。まだ見つかってません。また再訪するかもです!

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