「夕焼やサインポールの傷数多」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
句全体や、季語の斡旋は悪くないと思います。
「傷数多」という表現で、目に見えて目立つ傷がいっぱいあるようにも感じてしまう(車にこすられた、とか)ので、表現をもう少しやわらかくしてもいいかも・・・
コメントでは、過去の自分やサインポール(床屋)の歴史を感じているようですから、ちょっとだけ匂わせてみましょうか・・・
・夕焼やサインポールの古き傷
点数: 1
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お題『夕焼け』
サインポールとは理容室の入り口にあるクルクル回ってるやつのことです。
子供の頃から通っている古い理容室があるんですが、ふとサインポールを見ると所々に傷があり、歴史を感じるとともに、子供の頃「どういう原理で上にあがっていってるんだろう」と不思議に眺めた記憶が蘇り、自分も成長したなと実感したことを句にしました。
「夕焼け」は奥行きのある季語であり、太陽が沈んだ後もしばらく空が茜色に染まったままになるというところから、長く続いていてもいつかは終わる、サインポールの止まる日もきっと来るということと取り合わせてみましたがどうでしょうか。