「偽善者が正義を語る敗戦日」の批評
回答者 ハオニー
敗戦日は、偽善者が語っているよりももっと凄惨だったのだとハオニーは想像しております
言葉だけでは全てを伝えられないものですから
強調の「が」がとてもいいですね
正義にはいろいろなものがありますが、「偽善者が」というくらいですから、その正義は到底受け入れられるものではないのでしょうね...
「正義や」と強調するより、「偽善者が」と強調する方が感情がストレートに伝わると思いました
一読して、「語る」か「騙る」かで迷いました
「騙る」だとうまいこといって騙す意味合いが強くなるので、そこに作者は憤ったのだという怒りが見えやすくなります
しかし、「騙る」は映像化という面では「語る」よりも劣ります
「騙る」だと感情が強く、映像化の妨げになります
淡々と映像化してこそ、感情を託せるものですから
偽善者が正義を騙る敗戦日
原句よりも、句意の心情に寄せてみました
そして、「騙る」を選ぶと「正義を」を抜いても成り立つものです
あったらダメというわけではないですが、なかったらこうなります
偽善者が騙る敗戦日の⚪⚪⚪
「ニュース」「ラジオ」「テレビ」などが来てよさそうだと思いました
これらでは、靖国神社からは離れてしまいますが
点数: 4
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実は、米国に正義はなかったと思っていながら、米国に正義があったかのごとく語る識者を名乗る輩が騒ぐ日。
無言で靖国神社でかうべを垂れる日としたいところです。