「大山の脈打つ夜の泉かな」の批評
回答者 なお
こんにちは。卓鐘様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。イサクさんの後から同じことを言って恐縮ですが、私も第一印象は、「大山」はなんと読むのだろう?ということでした。
というのは私の好きな山で神奈川に大山(おおやま)というのがあるのですが(そう、落語の「大山詣り」の舞台です)、しかし山の本で「あ、大山が載っている」と思って見てみると、鳥取県の「だいせん」だったりすることがよくあったので。
しかし御句は「たいざん」ですね。
山は夜も休みなく脈動している。森の中の泉はその営みの産物として、満々と清水を湛え、万物に潤いを与えているー
という句ですね。素晴らしい。
私のような読みの迷いを避けるために、「全山の」とか「霊山の」なども面白いかと思いました。
点数: 1
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1年前、泉苦労したなぁ。一番迷走中の時期でした。迷走していたなぁと思える今は成長してるのかなぁ少しは。
季語はフィクションというけれど、「泉」って本当、フィクションの極みのような季語だと思う。