「夏浅しぬるいココアでカフェテラス」の批評
回答者 卓鐘
はじめまして。素朴でいい句ですね。
「ぬるいココアで」は動かせないと思います。ぬるいココアで、夏の気配を、カフェテラスで感じているのですから。ついココアに何かしてしまいそうなところを、きちんと夏浅しを主役にしててうまいなぁとおもいました。
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作者 金田まり 投稿日
回答者 卓鐘
はじめまして。素朴でいい句ですね。
「ぬるいココアで」は動かせないと思います。ぬるいココアで、夏の気配を、カフェテラスで感じているのですから。ついココアに何かしてしまいそうなところを、きちんと夏浅しを主役にしててうまいなぁとおもいました。
点数: 2
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回答者 イサク
こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。
悪くないですね。
初心者様だとしたら大したものだとおもいます。
全体的に上手く場面を切り取れているのではないかと思います。
「ぬるいココア」の心情を読み違えそう(コメントと違う意味で受け取りそう)な気はしますが。
助詞「で」は難しい助詞ですが、この場合はありですね。
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回答者 たーとるQ
金田まりさん初めまして。
たーとるQと申します。
とても上手い句だと思います。「カフェテラス」というシチュエーションが分かりやすい言葉を選んでますし、「夏浅し」でカフェテラスの周りの緑と太陽の眩しさをイメージさせられてます。
「ぬるいココア」だけちょっと「?」となりますので、たーとるQは
・夏浅しココアを冷ますカフェテラス
としてみます。
次回もお待ちしております。
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回答者 なお
金田まりさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。気持ちのいい句ですね。
私も先月カフェテラスの句を投稿しましたが、この季節は外が苦になりませんよね。
さて御句。私も「ぬるい」が気になりました。光景もご心情もわかるのですが、あまりいい意味の言葉ではないのですよね。
・夏浅し程よく冷めたココアかな
ココアの温度としてはこういうことだと思うのですが、カフェテラスが消えてしまう。
どうしようかな…。
色々考えた末、こうしました。
・夏浅しココア冷ましてカフェテラス
たーとるQさんのほうがいいかな…。
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回答者 げばげば
こんにちは。
はじめまして。げばげばと申します。
御句。初心者ではないですよねー。省略が効いていて、季語と形容詞と名詞を「で」でつなぐというチャレンジ。「で」は散文的になりやすいけど、ここの「で」はカフェテラスと繋いだことで、カフェテラスにいる私はぬるいココアで〇〇〇というところが省かれているところもあり、ぬるいココアにどんな心情がかくれているのかをいろいろ想像したくなるのです。「夏浅し」だしどんな感慨だろうな、おもしろい。
しかも、「ココア」はホットココア・ホットドリンクス、冬の季語をして歳時記に載せているものも多い中、これは、「夏浅し」の句として成立させようとしている。
いろいろ思っても、ベテランさんなのかあと。いずれにしろ、ここで「で」を選択して季重なりも気にならないのはスゴイですね!またぜひ拙句にもコメントください!
点数: 0
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
季節は段々と夏に入り暖かくなってきたためカフェのテラス席で読書を楽しもうと思いました。しかしまだ肌寒く感じる事も多かったためホットココアを頼みぬるくなるのを待ち、読書と初夏の風を楽しみました。
この夏の訪れを感じる穏やかな土曜日の午後を俳句に表してみました。