俳句添削道場(投句と批評)

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充満の朧耳元で警笛

作者 山田蚯蚓  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

俳句生活の落選句です。

「の」と「で」がこれでいいのか気になります。

あと、俳句生活で「人」選に選ばれました。失敗したなと思っていた句でしたが「人」まで行ければ非常に満足です。

選句された方々おめでとうございます。

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「充満の朧耳元で警笛」の批評

回答者 イサク

こんばんは。

人選おめでとうございます。
あちらの掲載句もこちらの掲句も破調ですね。
掲載句と比較すると、こちらの句の方が映像が立ち上がってこない気がします。
◆朧はどんな空間に「充満」しているのか
◆「警笛」だけでは映像の選択に幅が広すぎて・・・踏切?

助詞については作句意図次第。
◆「の」こちらは上に書いた通り「どんな空間にどのように充満しているのか」を見せたいのかがわからないので、判断不能。
 基本的には「の」で問題ないように見えます。
 逆に、他の助詞候補はあるのですか?他の助詞がはいりづらい形です。
◆「で」こちらは「警笛」がどのような音で、どのように「耳元」に音がたどり着いているか、で選択の余地があります。こち
 「で」は難しいですが、この句ではダメとは思いません。
 「の」が無難。
 「に」「へ」「を」も入りますが、「に」はやや説明的。
 「が」「は」も入りますがちょっとおかしいですね。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削対象の句『充満の朧耳元で警笛』 作者: 山田蚯蚓
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