「霾や洗車を急ぐ仕事前」の批評
回答者 なお
つちやさん、こんにちは。
御句拝読しました。
霾とはまた、すごい季語(私にとってですが)をご存知ですね。私は読めなくて、辞書をひいたら「ばい」と。それでは字足らず。さらに調べてようやく「つちふる」に行き着きました。勉強になりました。
御句の説明的な点、因果関係についてはすでに先の方々がコメントなさっていますね。
因果関係好きの私でも、そのことをお伝えしようとしたくらいです。
季語で切れを入れておきながら、さらにそのこと(原因、理由)で何かが起きたようなことを詠むと、このようになりますね。特にやで切った場合は、季語に関係ない事柄を詠むことです。
・霾や順番を待つ理髪店
逆に、季語で切れを入れずに、
・霾を遊ぶ幼な子へのもへじ
こんなのなら因果関係大丈夫ではないですか?
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仕事に行くために車に乗ろうとしたところ、黄砂によって車が汚れていて
「こんな汚い車で仕事に行けない!」「取引先の人に見られたらみっともない!」
と思い、急いで洗車したことを句にしました。
季語の「霾」は実際の黄砂と、「早く洗車しないと遅刻しちゃう」「なんでこんな時に!」という心理を合わせてみました。