俳句添削道場(投句と批評)

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叩かれて叩かれてなお雌の蚊は

作者 幸福来々  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

蚊は果敢な生命と母性の象徴だと私は思っている

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「叩かれて叩かれてなお雌の蚊は」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。幸福来々様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。なぜ雌?と思いまして、調べましたらなんと!蚊が血を吸うのは産卵のための栄養補給のためだからメスだけであり、オスは吸わないとありました。そうなんだ!?
なんだか叩くのは可哀想になりましたが、蚊が増えてしまうのも困りますしね。

提案ということではなく、私ならこういうかな、というのを置かせていただきます。

・叩かれる命がけなり蚊の雌は
・叩かれても子のため向かうアタシは蚊

二句目は蚊になってみました。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「叩かれて叩かれてなお雌の蚊は」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句を見て、秋の幸福さんの句を思い出しました。
「秋の蚊よ死ぬなら早く死んでくれ」
たしかこちらはお父様のことを詠んだ句だったと思います。
卓鐘さんが、俳句は道徳観のアンチテーゼであってもいいという鑑賞をおかれていたような。

さて、御句。蚊って叩かれることをわかってるんですかねー、あんな大きい掌が迫ってくるのに、よくチャレンジしてきますよね。しかも血を吸うのは雌だけ。たしかに果敢ですね。叩かれて叩かれてなお、までは予想できたのですが、着地「雌の」に驚かされました。

点数: 1

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添削対象の句『叩かれて叩かれてなお雌の蚊は』 作者: 幸福来々
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