俳句添削道場(投句と批評)

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行く春や昭和を拾らふボランティア

作者 つちや郷里  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

立川志らくの「冬の路地裏に昭和が捨ててある」という句。
ポイ捨てゴミを「昭和」と表現したこの句をリスペクトして作りました。

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「行く春や昭和を拾らふボランティア」の批評

回答者 イサク

こんにちは。

志らくはんの句の・・・というコメントがなかったら、「昭和を拾らふボランティア」を全く別の意味で受け取るところでした。悩む前にコメントを見てしまったので・・・

志らくはんの「昭和が捨ててある」は捨ててある物の発見に意識がいきます。昭和の遺物のようなもの、ビニ本とかセルロイド人形とか超合金のおもちゃとか走れなくなったスーパーカーなどを想像させて、それを「昭和」で括る。

御句単独では「捨ててある昭和」ではなく単なる「昭和」、それをあっさりボランティア(言い方は悪いですが「好意で動く素人」)に拾われています・・・この拾われている「昭和」とはなんでしょう?

と思うと、比喩・観念の表現の俳句としては、少し浅いかなあ、と思います。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「行く春や昭和を拾らふボランティア」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは!
いつも勉強させていただいています。

御句。志らくさんの昭和が捨ててある。はなかなか詩的なモノクロ写真の一枚のようでしたね。志らくさんの追求される句柄と破調が生きた句でもあったように思います。
そう考えると、ボランティアという着地が、「昭和」という志らくさんのイメージを失い、掲句を生かしているかというともったいない気がします。

春尽の昭和を拾ひ拾ひゆく

こうなると、もうごみを拾うという意味を捨ててしまいました。
「拾ふ」は「拾う」「自分のモノにする」「選んで歩く」という意味を持ちます。

点数: 0

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添削対象の句『行く春や昭和を拾らふボランティア』 作者: つちや郷里
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