「蛙子の足出すときをホルマリン」の批評
回答者 鬼胡桃
おはよう御座います。
句を読みましてグロテスクなワンシーンですが、オタマジャクシが足を出す瞬間時に、登場人物によってホルマリンにつけられる様子が動きも見えて良いと感じました
。もし助詞が[に]だと、持続効果ですからはえ生える過程でのホルマリン漬けみたいな漠然というか説明的なると思います。私なら思い切って助詞を[や]とか考えました。
私も血生臭い句を読んだりしましたので悪いとは感じません。
あと昨日句を投句しましたので、コメントよろしくお願い致します。
点数: 1
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記念日俳句、5/18は「国際博物館の日」。
博物館というと、どちらかというと、自然科学系でなく、美術品・文化財のほうに足を運ぶことの方が多かったが…、俳句になりそうなのは自然科学系かと、陳列品を思い返し、思い出したのが生体標本。特に成長の過程を段階的に並べてあるやつは、この段階になるのを待ち構えている製作者の姿が透けて見えてゾワゾワする。
春の季語なのは不本意(記念日俳句は極力当季の季語で作ろうとしている)なのだけれども、今はお題が春の季語「柳」であるし、次の春まで一年寝かせて温存するほどの句材でもないから、まあいいかと。