俳句添削道場(投句と批評)

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母の日や昨日と知りて母遠し

作者 小竹 雪乃  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

はじめまして。初心者の初投句です。
来週かと思っていた母の日が昨日だったと気づいて、いつもはカーネーションを送っているのに何もしてなくて、母に連絡しづらいなあという気持ちを詠みました。
よろしくお願い致します。

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「母の日や昨日と知りて母遠し」の批評

回答者 なおじい

小竹雪乃さん、初めまして。
御句拝読しました。私はとても爽やかないい気持ちで、嬉しいです。
なぜかって、あなたの、お母さんを思う俳句と、礼儀正しい真心のこもったコメントに触れたからです。

毎年お花を贈って差し上げているのですね。いただく立場からすると(妻がですが)、有難いものですよ。毎年とても華やぎます。

さて御句ですが、他の方々がすでにおっしゃっていますが、「母の日や」というと、「あぁそうだ、今日は母の日か!今日は母の日なんだ…」という意味になります。
ですからそのあとに「それは昨日でした」となると、お気持ちはわかるのですが、構成としてはちょっと。
他の方々は上手く修正なさっています。

でも無理ないですよ。母の日は五月の第二日曜日。今年は第一が1日でしたから第二が早い(笑)!翌週だと思っても仕方ないです。

雪乃さん、こんなことでお母さんは気を悪くなんかしていませんよ。どうぞ連絡してあげてください。一番の贈り物はお子さんであるあなたの声です。お母さんにとっては、雪乃さんこそ花なのですから。

句の評価:
★★★★★

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「母の日や昨日と知りて母遠し」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

初めまして。ぜひ、今後も俳句を続けて行って欲しいと思います。

初めてとしては、とても感じ良くまとまってます。
問題は2点
・「母の日や」と詠嘆してしまったらそれはもう母の日です。昨日と知りての「母の日が」という意味にならないです。
・「母遠し」これでは単に母が、遠いところにいると言う意味になってしまいます。心理的な意味にしても、母にはまだまだ及ばないと言う意味。「母に連絡しづらいなあ」という意味にはなかなか辿り着けません。

どつちかというときまづいとか言ってしまうと、俳諧としての味わいより川柳的になってきますね。母の日が今日でないなら、もう一個別の季語持ってきて何かしら雰囲気を出す方向で行きますか。きまづいだろうなは読者にお任せしましょう。(感情はあまり言い過ぎない方が俳句は奥行きが出ます。)

母の日が昨日と知るやレモン水
母の日が昨日と知れる薄暑かな

点数: 1

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添削対象の句『母の日や昨日と知りて母遠し』 作者: 小竹 雪乃
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