「石南花や百葉箱の温度計」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
このままで、取り合わせとしては十分だと思います。
作句意図はともかく、掲句の「石楠花」の取り合わせの相手は「百葉箱」ではなく「百葉箱の(中にある)温度計」です。
下五に明確に「温度計」とあるので、温度計を見ているととるのが筋かと。
百葉箱も風景として存在しますが、それを開けて、ちょっとだけひんやりとした日陰を感じながら、暗がりの中にある「温度計」を見ている、そこに焦点を当てている句だと思います。
初夏。石楠花の咲き誇る場所の百葉箱の温度計。おそらく晴れていて良い天気の景です。24~5度くらいはあるのでしょうか。
「百葉箱」で想像が止まってしまうのは勿体ない句です。
このままいただきます。
点数: 1
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ピンクの石南花が咲き誇っています