「春雨の竪穴入れば燻の香」の批評
回答者 なお
渡邊裕介さん、こんにちは。初めまして。
名前の漢字、よく間違えられませんか?渡邊さんとか齋藤さんは大変ですよね。それに裕介さんも。
余談でした。
御句拝読しました。古代の遺跡を訪ねて、生活の匂いを感じた句ですね。目の付け所はいいですねー。
私から申し上げたいことはもう先の方々から出ているのですが、一つは竪穴だけでは遺跡とはわからない(作者はわかっていても)ということと、もう一つは「入れば」という「〜すれば」という形はものすごく使いたくなりがちなのですが、俳句では報告や説明すなわち散文になってしまうのであまり使わないほうがいいようだということです。
実際に、そうしなくてもそうした効果が得られます。卓鐘さんのご提案句がそれです。私の考えた提案句は、
・春雨や竪穴住居に燻の香
でしたが、これより卓鐘さんの「竪穴住居の」のほうがいいので私は引っ込めます。
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青森県は三内丸山遺跡に観光に行った際に詠みました。
竪穴住居自体は復元ですが、その中に入ると燻された匂いが。
当時も、屋根や柱を丈夫にするため、虫除けのために燻していたそうです。