俳句添削道場(投句と批評)

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春雨の竪穴入れば燻の香

作者 ゆるくわ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

青森県は三内丸山遺跡に観光に行った際に詠みました。
竪穴住居自体は復元ですが、その中に入ると燻された匂いが。
当時も、屋根や柱を丈夫にするため、虫除けのために燻していたそうです。

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「春雨の竪穴入れば燻の香」の批評

回答者 なおじい

渡邊裕介さん、こんにちは。初めまして。
名前の漢字、よく間違えられませんか?渡邊さんとか齋藤さんは大変ですよね。それに裕介さんも。
余談でした。

御句拝読しました。古代の遺跡を訪ねて、生活の匂いを感じた句ですね。目の付け所はいいですねー。

私から申し上げたいことはもう先の方々から出ているのですが、一つは竪穴だけでは遺跡とはわからない(作者はわかっていても)ということと、もう一つは「入れば」という「〜すれば」という形はものすごく使いたくなりがちなのですが、俳句では報告や説明すなわち散文になってしまうのであまり使わないほうがいいようだということです。
実際に、そうしなくてもそうした効果が得られます。卓鐘さんのご提案句がそれです。私の考えた提案句は、

・春雨や竪穴住居に燻の香

でしたが、これより卓鐘さんの「竪穴住居の」のほうがいいので私は引っ込めます。

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「春雨の竪穴入れば燻の香」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

初めまして。

春に雨が降っているので、竪穴式住居に入ったら燻の香りがしましたという報告を17音にぎゅっとしたという感じになっています。詩というより日記になってしまっている。「竪穴」ではなんとなくわかるものの、「竪穴(式)住居」とは違うのでそこにも窮屈な印象を受けます。

春雨や縦穴住居の燻の香

とすれば一応は、韻文の形にはなります。

点数: 0

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「春雨の竪穴入れば燻の香」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。
初心者さんですか。

五七五で季語ひとつ、というのはできています。

先にありますが、俳句というより、何かを報告されているような印象を受けます。
「竪穴(住居)に入ったら燻香がした」ということを報告したい!という点に力が入りすぎて、季語を「春雨」から変えても句の意味がほとんど変わらないのです。

この気持ちを強く持ったまま俳句っぽくするとしたら、上五を字余りにして、報告の強い「入れば」という言葉を避けて、以下のような感じです。

・竪穴住居に燻香ありて春の雨

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