俳句添削道場(投句と批評)

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雀の子巣で待つ餌をくれる親

作者 鰐渕颯  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

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「雀の子巣で待つ餌をくれる親」の批評

回答者 イサク

こんにちは。

まず日本語として非常にわかりにくくなっているのですが、
「雀の子巣で待つ」が、後で出てくる「親」を説明しているということです。ふつうの文章でもこういう語順ではわかりにくいので、文字数を制限される俳句ではさらに厳しいですね。

こういうのを回避するためには無用な説明を省く必要があるのですが、
そもそも「雀の子」と書けば巣で待っているのは当たり前ですし、親を待っているのは当たり前ですし、親鳥が餌をくれるのは当たり前です。
つまりこの句は季語「雀の子」と言うだけで想像できることを、十二音余分に使って説明しています。これで余分な説明をする必要がなくなりました!
あと十二音を「雀の子」だけではわからない描写で補いましょう。

大仏の鼻で鳴くなり雀の子/一茶

俳句で「季語の意味を説明する」というのは初心者さんがよくやることです。でも、俳句をやる者同士で季語の意味は「わかっていることが前提」ですので、十七音という短い俳句の中で説明しなくてもいいことを説明するのはもったいないのです。
例:「きれいな桜の花が満開に咲いた」と書かなくても、季語「桜」一文字でそこまで想像できます。
特に季語については【句の受け手を信頼すること】が大事です。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「雀の子巣で待つ餌をくれる親」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

鰐渕颯さん、こんにちは。
御句拝読しました。
この光景わかります!可愛いですよねー。私は映像でしか見たことありませんが、実際に見たらもっと可愛いでしょうね。

御句、事実を伝えておられますが、十七音に二つのことを詰め込んでいますので、上手く入ってはいるものの若干の窮屈感があります。
二つのこととは「雀の子が巣で待つ」と「親が餌をくれる」ということです。それぞれ動詞を伴い、動作の主体(主語)が異なります。私はどちらかに寄せたほうがいいのかと思いました。

・口開けて巣で親を待つ雀の子
・腹減らし親の餌待つ雀の子

あまり上手くありませんが、雀の子に寄せたつもりです。

鰐渕さんはいい感じでご投句なさいますね。この調子でお続けくださいね。

点数: 1

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添削対象の句『雀の子巣で待つ餌をくれる親』 作者: 鰐渕颯
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