「岩峰にさえずる鳥や雪解なり」の批評
回答者 たーとるQ
しゅうこうさんお疲れ様です。
御句、俳句らしい言葉や語順は身に付いているのが良く分かります。情景はありありと伝わってきます。
あとは皆様のご指摘通り、季重なりや二重の切れ字を避けるなどのテクニックを会得すればさらに上手くなるのでしょう。
是非これからもよろしくお願いします
→岩峰にたたずむ鳥や雪解水
点数: 1
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作者 しゅうこう 投稿日
回答者 たーとるQ
しゅうこうさんお疲れ様です。
御句、俳句らしい言葉や語順は身に付いているのが良く分かります。情景はありありと伝わってきます。
あとは皆様のご指摘通り、季重なりや二重の切れ字を避けるなどのテクニックを会得すればさらに上手くなるのでしょう。
是非これからもよろしくお願いします
→岩峰にたたずむ鳥や雪解水
点数: 1
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回答者 げばげば
こんにちは。
いつも勉強させていただいています。
しゅうこうさん、勉強してますねー、12週に入りましたか。とても風流な光景ですね。岩峰、鳥、雪解。
中七「や」で切って、下五「なり」が少し気になります。切れ字18字に「なり」も入ってるので。下五「雪解川」「雪解水」「雪解沢」とかいろいろおけます。
あとは、囀るが春の季語としてある中で、雪解に焦点が合ったかどうか。鳥に「や」を持ってくるだけに季語の焦点がむずかしいので。鳴き声は想像してもらいましょ。
岩峰を飛び交ふ鳥や雪解風
点数: 1
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回答者 卓鐘
こんにちわ。
雪解なり = 雪解なのだ!雪解だ!
なので、囀る鳥を見て、おおこの岩嶺も雪解となったのだ!という意味になりますね。
次に「に」ですが、原因、方向、場所と意味がありますが、
原因)岩峰があるから、鳥が囀る→???
方向)岩峰に向かって、鳥が囀る→なんで?
場所)岩峰に鳥がいて囀っている → これからな。
単に、点としての「に」の使い方は説明的になりがちで、要注意です。(問題ないケースも多々あるけれど、単に説明になってないかは確認する必要があり)
その場所にずっとという意味での「に」は詩情が出やすいですが。(〜に眠るとか)
元に戻りますと、
岩峰に、囀っている鳥がいる。いよいよ雪解なのだ!
どうでしょう?^^
岩峰を飛び立つ鳥や雪解なり
このくらいなら成り立つかな。
点数: 1
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回答者 イサク
こんにちは。
「囀る」の季重なりの罠ですね。だいたい一度は引っかかります。
俳句の切れ字複数は、わかってやる分には良いと思いますし(「よ+や」「や+けり」の名句は存在します)、個人的には他のタブーより受け入れやすいものではあります。初心者のうちは回避すべきだと思いますが(私は回避する前提です)、この句はそれほど気にならないかも。
ただ、「雪解なり」という心情よりも「雪解川」など風景の五音季語に寄せた方が好みではあります。この辺りは作句者が句をどう見せたいか、ですね。
・岩峰へ満つる鳥語や雪解川
点数: 1
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優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。
雪山で鳥のさえずりを聞いて春が来ていることを実感しました。
俳句らしい言葉や語順を考えてみました(笑)
宜しくお願い致します。