北国の空は桜と鯉のぼり
作者 さつき 投稿日
コメント(俳句の意味。悩みどころ)
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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。
「北国の空は桜と鯉のぼり」の批評
「北国の空は桜と鯉のぼり」の批評
回答者 たーとるQ
さつきさん初めまして。最近始めたばかりのたーとると申します。
御句は率直に言うと「何を伝えたいの?」と疑問だけがパッと浮かんでしまいます。
季重なりなのはさつきさんの承知でしょうからおいておくとして、さらに「北国」というどこを差しているのか非常に曖昧な言葉なのです。
恐らくですが、5月辺りに満開になる東北地方や北海道で桜と鯉幟が見頃になる、ということが言いたいのでしょうか。鯉幟にフォーカスを当てるように添削してみます。
→弘前やさくらの空を鯉幟
桜の名所である弘前を出して、かつ最後に鯉幟をグッと押し出す…って感じです。
次回は季語1つだけで頑張ってください。
点数: 1
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「北国の空は桜と鯉のぼり」の批評
回答者 なお
さつきさん、こんにちは。初めまして。
拙句「パジャマのまま」にコメント有難うございました。
御句拝読しました。北国とのこと、関東以西ではもう葉桜ですが、北国ではこれから桜の季節ですね。ですから桜と鯉のぼりが共存するのだという珍しい景色をお詠みですね。とても興味深いです。
ただ、この季節の重なりは、俳句としてはどうなのでしょうか。私は面白いと思いますが、他の方々の賛否もお聞きしたいと思います。
点数: 1
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「北国の空は桜と鯉のぼり」の批評
回答者 卓鐘
再訪
おお。なるほど。てっきり桜の季節もいいし、鯉のぼりの季節もいいという句かと思ってました。共存するのですね。であると一光景ですから、ありと思います。北国というヒントがあったのに、そこから調べられてないのは、読み手の努力不足ですね。
タートルさんのおっしゃるように「弘前」など具体的な場所があるともっと助かりました。
1光景ではあるものの、全体として報告的かもしれません。北国では、桜と鯉のぼりが同時に上がって壮観なんですよー。と。
とはいえ壮観な景色を一句に全部いうのはなかなか難しいですが(桜と富士山とか)タートルさんの添削句はうまく纏まっていると思いました。
点数: 1
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「北国の空は桜と鯉のぼり」の批評
回答者 ささゆみ
はじめまして。
ささゆみと申します。
御句 、とても良くわかります。
私も俳句を始めて何年かになりますが、
未だに季語の季節感のズレに悩まされます。
例えば、「水仙」です。
東北の場合水仙が咲くのは5月中旬頃からですが、俳句では冬の季語なのです。
勉強すれば解るでしょ?
という話でしょうが、なかなか馴染めない事がたくさんあります。
歳時記の本をもっと買い集めないと、とても道場の皆さんに太刀打ちできません。コツコツと場数も踏んで頑張るしかないな。と思っております。
お互い頑張りましょう。
点数: 1
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「北国の空は桜と鯉のぼり」の批評
回答者 イサク
こんばんは。こちら3句目です。
たーとる様から近い話がありますが、季重なりの問題として、句の主役や光景が散漫になることが挙げられます。
この句では「桜」「鯉のぼり」どちらを主役に立てましょう?
両方を主役に立てられず、卓鐘様の言うとおり報告的になってしまっているように思います。
主役を大勢にすると小説でも話が散漫になります。俳句は短いので、基本的には主役ひとつが良いようです。
・北の地の桜に重なる鯉のぼり
たとえばこの程度でも辛うじて「鯉のぼり」が主役になります。決して良い句ではありませんが、工夫はいろいろできますよ。
点数: 1
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季重なりですが