俳句添削道場(投句と批評)

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尼寺の鐘こそよけれ紫木蓮

作者 ちゃあき  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

尼さんシリーズにするつもりはありませんけど、昨日、途中で見失ってしまった紫木蓮を合せてみました。鎌倉の東慶寺の景です。係り結び三度目の挑戦ですが御意見よろしくお願いします。

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「尼寺の鐘こそよけれ紫木蓮」の批評

回答者 イサク

こんばんは。

鈴に入る玉こそよけれ春のくれ/三橋敏雄
「鈴に入っている玉はよいものだなあ。特に春の暮れには」
木曾川の今こそ光れ渡り鳥/高浜虚子
「木曽川は今、光っているなあ。渡り鳥が飛んでいく」

「鈴の中の&春のくれ」「今」という強調される条件があってこその「よけれ」「光れ」です。
「今こそわかれめいざさらば」も「今」を強調。

御句の場合、強調される条件は「尼寺の」なので、尼寺フェチで「尼寺の鐘の音は、他の寺より良いのだ!」という思想を持っているみたいですよね。
そもそも「よい」は他と比較(この句の場合は「他の寺の鐘」との比較)して「良い」と言うわけですので、注意な言葉なのですが・・・

例えば実際の寺名を出してみる、とか?
それでも「紫木蓮」を欲張ってしまったので、「春のくれ」と出している敏雄の句ほどの説得力が出ませんが・・・

・東慶寺の鐘こそよけれ紫木蓮
・東慶寺の鐘こそよけれ春の暮

・法隆寺の鐘こそよけれ柿食へば

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「尼寺の鐘こそよけれ紫木蓮」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。三度目の係り結び。
前回は上五に季語を置いての係り結びだったんですよ。
今回はきっちり係り結びで切れを作って、下五の季語。形はできていますね。
鈴に入る玉こそよけれ春のくれ/三橋敏雄
の形にもっていけたでしょうか。このままいただきます。

点数: 1

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