「路往かば雀のさえずり見ず聞こ得」の批評
回答者 なお
鰐渕颯さん、こんにちは。
御句拝読しました。
先にイサクさんが詳細なコメントをなさっていますので、例によって被るかもしれませんが私なりにお伝えしますね。
俳句は動作よりも状態を詠むものだと教わりました。ですので、俳句には基本的に動詞が馴染まないようです。とは言え、動詞が入る俳句はいくらでもあります、というか、動詞なしではなかなか作句は難しい。
ですので、まるでダメということはなく、あまり複数詰まっていると窮屈でバタバタしてしまうということです。
御句の場合、「路を往く」、「さえずり=さえずる」、「見ず=見えない」「聞こえる」と賑やかで、主語も作者だったり鳥だったり、肯定だったり否定だったりで、忙しいです。
上五の「路往かば」はなんだか軍隊の行進のようですし、「さえずり」は聞こえるものですので(聞こえなければ気づかない)、「聞こえる」と言わなくていいと思います。
・降るごとく雀さえずる並木道
・楽しみに歩く雀の囀りを
点数: 1
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俳句を作ろうとした時、国語の古典的な言い回しをしてみたいと思ったので作ってみました!😁ところで前回の俳句ですが私自身すごいスモッグのある環境にいるわけではございませんが、国道の歩道を歩いていると車のガソリンを燃やす匂いがかなり感じられるのでそれをなんとか詠もうとしましたが少し言い方を間違えてしまったかもしれません😥 ですが今回はまあまあ出来たとは思いますので添削宜しくお願いします!!