「悄気る花寒の戻りで覇気失くし」の批評
回答者 なお
肥川成可さん、こんにちは。
御句拝読しました。
このところの寒の戻りは人間にも植物にも辛いですね。ようやく春本番！と思ってていただけに。
イサクさんが的確なコメントを置かれていますので、なぞるような形になるのですが、私は「悄気る」がちょっと気になりました。
植物の元気がない様子を「悄気る」というのはオシャレな描写だと思う反面、これは植物の防衛本能だから、人間が勝手にしょげていると思うのはいかがなものかという気持ちもあり…。
客観的描写で次のようなのはいかがでしょうか。
・鉢植のなべて伏せをる寒戻り
鉢植のなべて萎へたる寒戻り
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を気にしなければ上五の「悄気る花」これですべてを語り終わっています。
家のベランダに幾つか鉢植えの花が有り最近暖かくなって芽が出て花が咲いて水やりに嬉しくなってきたところでしたがここ数日の寒の戻りで萎えてしまって可哀そうな状態を詠みました。又復活して欲しい。