俳句添削道場(投句と批評)

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春門出七人の拍手二人追う

作者 鎌田 潤一  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

先日、無事に卒業式を終えることができました。大好きな6年生を在校生が送る様子を詠みました。中七が字余りで間延びした感じになりましたが、在校生7人は外したくなかったのでこのようにしました。
※いつも添削してくださる方々に感謝申し上げます。

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「春門出七人の拍手二人追う」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

たくさんの生徒でもひとしおですから、こんなに少人数だといなくなるのはとてもさみしいでしょうね。みなさんのおっしゃる通り「卒業」でいいと思います。
なおじいさんの提案に一票です(^^♪

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「春門出七人の拍手二人追う」の批評

回答者 なお

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鎌田潤一さん、こんにちは。
御句拝読しました。
鎌田先生、無事子供を送り出したのですね!お疲れ様でした。
それにしても、山間部の学校とおっしゃっていましたが、私の想像よりも小さな学校なのですね。卒業生二人、在校生七人ですか!たまにテレビとかで見るような光景です!

さて御句、光景はすごく感動的なのですが、俳句では伝わらないと思います。読んだだけではわかりません。解説コメントがないと。
特にわかりにくいのは「二人追う」ですね。お気持ちはわかりますが、他の言い方を試してみたほうがいいと思います。

私の提案句ですが、在校生七人は外さずに考えてみました。

・七人の拍手で二人卒業す

「卒業」が季語となります。これだけで、山あいの小さな学校の卒業式と捉えてくださることを信じて。

点数: 0

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「春門出七人の拍手二人追う」の批評

回答者 イサク

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★★★★★

こんばんは。

俳句は基本的に十七音で終えるものですから、「七人の拍手」を絶対に入れよう!となると残りは九音しかありません。そしてコメントにはありませんが、もちろん卒業の「二人」という三音を入れれば、もう残り六音です。
ここで「春門出」としてしまうと、なんと残り1音!
なんと窮屈なことに・・・
ここから「追う」と入れるだけで、字余りになるわけです。

というように、絶対○○という言葉を入れる!というこだわりは、俳句ではリスクになることがあります。というのをわかった上で、

なおじい様の提案句がいいですね。「二人の卒業」とわかりますし、「七人の拍手」もちゃんと入っています。

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添削対象の句『春門出七人の拍手二人追う』 作者: 鎌田 潤一
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