俳句添削道場(投句と批評)

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広がる青い空あつし甲子園

作者 アカール  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

甲子園を想像して詠みました。
「あつし」は、広がる青い空と甲子園両方にかけて、
炎天下の暑い中で行う熱い試合というような感じで、
そこからさらに読み手が色々膨らませていったらなと思った詠みました。

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「広がる青い空あつし甲子園」の批評

回答者 塩豆

塩豆と申します。どうもはじめましてです!
読み手に想像を託しているという旨のコメントがありましたが、これは全くもってその通りだと私も確信しております。その考え方、良いと思いますよ!

さて、「あつし」を両方に掛けるという方法を考えてくれているのですが、これはあまり効果的ではなさそうです。「広がる青い空」そしてそこに「甲子園」と来ればだいたいの人は「暑い(熱い)んだな」と想像ができると思います。逐一「あつし」と言ってしまうのは少し野暮な気がしました。
語順を変えだけですが
「甲子園広がる青い空暑く」(連用止め)
又は旧かなで統一して
「甲子園広ぐる青き空暑し」(終止止め)
としただけでもスッキリするかもです。
また、「夏空」という季語もございますので「夏空」×「甲子園」の取り合わせで新しく一句拵えると更に表現の幅が広がると思います。(ホントはこれで手直ししたかったけれど思い付かなかった…。)
色々言ってしまいましたが筋の通った作品ではあると思うのです。

指摘事項: 新旧仮名遣いの混用

点数: 3

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添削対象の句『広がる青い空あつし甲子園』 作者: アカール
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