俳句添削道場(投句と批評)

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自転車で買い出し母の杏木もさいちょるか

作者 小野 豊  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

私は今は大阪に住んでいます。
以前春前に実家大分に帰ってた時は、花が好きな母の杏子の花が綺麗に咲いていました。

自転車で飲食店での買い出しに向かう途中に、近所の家で見る、杏子の花が今年も満開になっていた時に、自転車を止め数秒だけ杏子の花を眺めての一句です。

さいちょるかは大分弁で、咲いているとか咲いているよなぁと言う意味です。

あんずは夏の季語、あんずの花は春の季語ですが、さいちょるかで花が咲いてる事はわかるので、杏木にする事が正しいのか良くわかりません。

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「自転車で買い出し母の杏木もさいちょるか」の批評

回答者 なおじい

小野豊さん、こんにちは。
御句拝読しました。三句目です。
難解な二句を拝読した後でこの句だと、とてもわかりやすく感じます。

余談ですが、私の母はアンズの花は知りませんが、アンズの実を甘く似たものは好きでした。今でも命日にはお供えしております。

御句、それにしてもすごい字余りですね。俳句の基本は五七五だということはご存知でしょうか?

余談ですが、アンズを杏子と書くと、黒田杏子先生のお顔が出てきますね。

私は、字余りを解消して、でもこの句に独特の味わいを添えている「さいちょるか」は残したいと思いました。さいちょるか、は咲いているか?という疑問形ではないのですね?

・母想ひ眺む杏のさいちょるか

音数の関係で「母の杏」としたい気持ちはありましたが、お母様が植えた杏の木のように思えましたのでやめました。

句の評価:
★★★★★

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「自転車で買い出し母の杏木もさいちょるか」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。はじめまして。
三句とも拝読しました。三句とも別々に問題がありそうです。

その中で、この句が最も風景は見えます。

大小の問題はふたつ。
◆上五が八音ある大胆な字余りですが、これはこの句に「本当に必要」でしょうか?
 整理することが可能なように見えます。
◆「○○の花」を「○○が咲く」で代用するのはよくあります。問題ありません。
 問題は「杏木」。これは意味はわかりますが、どう読ませたいのでしょう?
 普通に「母の杏も咲いちょるか」ではダメなのでしょうか?

風景は見える句ですのでこのままでもいいですが、俳句であること、句の受け手のこと、を少しだけ考えたいです。

点数: 1

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添削対象の句『自転車で買い出し母の杏木もさいちょるか』 作者: 小野 豊
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