俳句添削道場(投句と批評)

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再会の墓へ手向けし春の雨

作者 ふり  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

墓参りに行って来ました。

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「再会の墓へ手向けし春の雨」の批評

回答者 なおじい

ふりさん、こんにちは。
御句拝読しました。ふりさんのおっしゃりたいことはよくわかります。光景も浮かびます!
しかし、先のお二方がおっしゃっているように、このままですと、見た目の関係でそれが伝わりにくいです。
もはや蛇足かもしれませんが、私にもコメントさせてください!

ふりさんの「手向けし」は、上五と中七で、「故人の墓参りをして再会を果たしてきたよ」という意味をお詠みと思います。そして下五に季語の春の雨を置いていらっしゃる。
ところがその中七に「手向ける」
という動詞を使ってしまったために、春の雨に何かをお供えしたようになってしまいました。
この句では、「手向ける」という動詞は使わない方がいいですね。お供物や供花のことに触れていらっしゃらないですから。
「お墓参り」と言ってしまうと秋の季語になるので、そこはふりさんも工夫なさったのですよね。

それであれば、

・再会を果たす墓前に春の雨

これではいかがでしょうか。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「再会の墓へ手向けし春の雨」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんぱんは。

◆「再開の墓」つまり「墓と再開する」という擬人化はちょっと気になりました。
◆「手向けし」は過去の助動詞の連体形で、「墓へ【春の雨】を手向けた」という意味になっています。
 墓参りとは違う意味が出てしまいそうですが、どうでしょう?

うーん、「手向ける」という動詞をあきらめるかどうか、ですけれども・・・
なお、「墓参」は秋(お盆)の季語ですので、この時期の墓参りを詠むのは季節感が難しいかも。

・墓前へと手向けたる花春の雨

点数: 1

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「再会の墓へ手向けし春の雨」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

やはり、手向けし、の連体形が春の雨にかかっていくのが気になるところです。
春の雨を手向けたことになりますしね。
彼岸を季語として詠むのはありかもですよ。
誰の墓はわからずですが、

友人の墓前へ彼岸桜かな

墓と彼岸桜は近いかなあ。

点数: 1

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添削対象の句『再会の墓へ手向けし春の雨』 作者: ふり
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