俳句添削道場(投句と批評)

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春濤や現にかえる忘帰洞

作者 大猫  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

春に旅行で訪れた南紀勝浦の忘帰洞を詠んだ句です。
春の濤は穏やかで本当に帰ることを忘れてしまいそうになる良い温泉ですが時折強い波が飛沫をあげてその波が岩場に当たる音で現実に引き戻されました。

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「春濤や現にかえる忘帰洞」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。大猫様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。すでにお詠み直しの句が挙げられているのは存じておりますが、こちらの句のことですのでこちらにコメントさせていただきます。ご容赦ください。

季語の「春濤」、なんとも穏やかでいい言葉ですね。この季語から、忘帰洞にいる作者は夢の世界にいると想像できます。

・春濤や夢見心地の忘帰洞
・春濤やその名に恥じぬ忘帰洞

ただ時折、強い波が来るわけですね。

・寒濤や現にかへる忘帰洞

これは、せっかく良い気持ちで温まって帰ることを忘れていたのに、無粋な冷たい波のおかげで現実に引き戻されてしまったよ、という気持ちのつもりです。
季節は冬に戻ってしまいましたが…。

忘帰洞、一度訪ねてみたいです!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「春濤や現にかえる忘帰洞」の批評

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

大猫さん、おはようございます😊
お世話になります。
「春濤」の''春''は、夢心地の感がありますかね… ですから「現にかえる」は変な気もします。
「春濤や現をぬかす忘帰洞」
「春濤や一刻過ぎし忘帰洞」
とか…
へんですかね…(まだ文語は、私も勉強中なのです😅)

また宜しくお願いします。

点数: 1

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「春濤や現にかえる忘帰洞」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。
上五と下五で、固有名詞と春濤は見えたのですが、中七が光景がなく、どういう句意か読めずでした。夢心地だったのかなあ、と思いつつ。春の波に夢心地のイメージがあり、春の波がうつつに戻すというのが句単体では読みきれませんでした。むしろ春の波のおかげで、帰るのを忘れる温泉。シンプルに光景を詠みたくなりました。

春濤や雲の映るる忘帰洞

点数: 0

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添削対象の句『春濤や現にかえる忘帰洞』 作者: 大猫
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