「塀の影猫の目と合う小春かな」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
◆上五「塀の影」の言い切りが、猫だけではなく、自分もいっしょに塀の影にいるような印象を与えています。
その場合、わざわざ「塀の影」という場所を言い切っているので、なんだか暗い印象を与えますが、後で季語「小春」が出てくるので、影なんだか日差しが暖かいんだか、ちょっとおかしな感じで・・・
コメントからは、猫と自分は少し離れている感じにしたいようですので、上五は体言止めではなく助詞を入れたいような気がします。そうすると「塀の影」という単語にはこだわらない方がいいかも・・・
げばげば様の提案句は「生垣」とか、場所情報を無くすとか、やってますね。方法はいろいろあると思います。
◆「猫の目と合う」・・なおじい様の言う通り「猫と目の合う」だと思います。
・道端の猫と目の合う小春かな
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散歩中 あるお宅の塀の影に猫が こっちを見ていました。見覚えのある猫でした。わたしもじーっと見返しました。無言の挨拶でした。