俳句添削道場(投句と批評)

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子どもらのあらそひ止みぬ寒雀

作者 よした 山月  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

よろしくお願いいたします。

休日の公園、読書と俳句にぼんやりする私の傍らでは
子どもたちが可愛らしく、微笑ましいあらそいを繰り広げております。

ふと、静かになったと思ったら
さっきまで争っていた子らが、雀を見つけ
口に手をあて小さな声で話していました。
のどか、のどか。。。

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「子どもらのあらそひ止みぬ寒雀」の批評

回答者 イサク

こんにちは。

寒雀を見つける前の「子どもたちが可愛らしく、微笑ましいあらそいを繰り広げて」を描写するのは、俳句の器では難しそうです。
「こどもらのあらそひ」と文字でみると、それなりの喧嘩に感じますし。

「あらそひ」に焦点を当てるより、
コメントの「静かになったと思ったら~」のくだりをいただきたいです。

・子らは口に指たててをり寒雀

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「子どもらのあらそひ止みぬ寒雀」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。いいですねー。無駄な説明や主観が省かれてますー😆子どもらと雀もほどよい距離感かなあ。
コメントを読むと、争いが止んだのは寒雀がらいたから、といたから、と因果関係を書いてますが、句を初読はその意図はわからなかったので、むしろ
争いがらやんだ、、。寒雀がいた。という方が好きです。軽い切れバージョンもありかなあ。
子どもらのあらそひ止みて寒雀

点数: 1

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「子どもらのあらそひ止みぬ寒雀」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。よした山月様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。いい感じの句ですね!
正直申し上げて、これまでのよしたさんであれば、「微笑まし」とか「のどかなり」等とお詠みになっていたかもしれません。
しかし今回は感情を抑えて景色をとらえていらっしゃいますね。読み手の想像が膨らみます。

一点、「子どもらのあらそひ」ですが、子どもらですから争っていたところで大したことではないと思いますが、私は「おしゃべり」ではどうかと思いました。口に手を当てて静かになった、との対比です。

・子どもらのお喋り止みぬ寒雀

げばさんの提案句もいいと思います。

点数: 1

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「子どもらのあらそひ止みぬ寒雀」の批評

回答者 大江深夜

句の評価:
★★★★★

どうもこんにちわ。作者は作句に慣れていて「子供達の口論が止みました。どうしたものかと思って見に行ったら子供達が黙って冬の雀に見入っていました」という事は17音で伝えるには無理だと悟っているような気がします。
御自分で推敲されるなら

兄弟の口論止みぬ寒雀
子供らのいさかひ止みて寒雀

など色んなパターンがありそうな気がします。あくまで参考までに。

点数: 1

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