俳句添削道場(投句と批評)

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もよほすも布団こもれり霜夜かな

作者 よした 山月  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

よろしくお願いいたします。

寝支度として済ませたはずなのに…

寒い夜のもよおしは、行くか籠るか
毛布からそっと出す手の冷気の鋭利さに
気持ちは萎え、朝までの籠城を決意するのでありました。

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「もよほすも布団こもれり霜夜かな」の批評

回答者 イサク

こんにちは。

この句には初めてのコメントですが、流れで補足を・・・

ひとつの句の中に「布団」と「霜夜」が両方ある時点で、「季重なり」と呼ばれている状態は決定なのです。
御句では「霜夜」が主な季語で「布団」を道具にしようとしているのは理解できます。

理解できますが、季語「布団」は「冬に使う保温性の高い寝具」なので、コメントの句意からは「霜夜」という季語が生きてきません。
冬の季語「布団」を「夜」に使っているという時点で明確に「冬の夜」であり、「寒い夜」なのです。わざわざ「霜夜」と後で出す必要がありません。

ということで、この句意ではやはり「布団」主役の句にするのが理想ですね。

あと「もよほすも」の助詞「も」、使わない練習をしてもよいかと・・・

・もよほしてなほ布団より出ぬ夜明け

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「もよほすも布団こもれり霜夜かな」の批評

回答者 なお

句の評価:
★★★★★

こんにちは。よした山月様、いつもお世話になってます。
御句拝読しました。なかなかいい感じですね。霜夜の寒さが、寒いと言わずに表現出来ていると思います。

道場ですので敢えていくつかお伝えします。

季語「布団」についてはげばさんから出ています。
あと私は、初読では、「もよほすも」を、もう漏らしてしまったのかと思ってしまいました。申し訳ありません。年齢的にあり得ないことではないので…。おっとこれは自分のことですm(_ _)m。

ですので、提案句を置かせていただく際には、私は「もよほす」は控えようと思いました。

今回は情景描写ではなかなか難しいので、普段の私の「感情移入川柳もどき」の提案句ばかりで、よしたさんにはあまり参考にならないかもしれません。まあ、こんなのもあるのかとご笑覧ください。

・尿意ありされど無視する霜夜かな
・時来れば自づ立つなり霜の夜
・行きたくも霜夜のトイレ遙かなり

点数: 2

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「もよほすも布団こもれり霜夜かな」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。
「かな」を使うなら中七は切らない方がいいですね。
もよほすも布団こもれる霜夜かな
これなら形としていけてると思います。
「布団」も季語だよということ、霜夜で寒いから布団にこもってるという因果感が解消できたらいいなあと思ったり。
もよほすも布団こもれる昼下がり

点数: 1

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