「独り居の忘年会や部屋白し」の批評
やまちゃん、こんにちは。どなたかと思えば山上さんですか。
御句拝読しました。うーむ、この句は二つの意味に取れますね。
(1) 一人暮らしで、誰も声をかけてくれず部屋で一人で「忘年会」をやっている図。
(2) 一人暮らしだけれど、友達は多い。今日も仲良しの友達と忘年会を楽しんできた。しかし帰ると一人の部屋。寂しい。
御句のいいところは、「寂しい」とか直接おっしゃっていないところですね。「白い部屋」でうまく表現しておられます。これでもう一つ、景色が加えられるといいと思います。原句では、「部屋白し」が寒々しいいいイメージを出しているのですが、もう一つ景色が足りないような気がします。
私であれば、「部屋広し」としますかね。
あ、ここで根本的な問題に気がつきました。「忘年会」を季語
にするなら、寂しい感じでは季語が泣くのでは?忘年会って、大勢で一年のお互いの働きを労うもの。一人寂しい忘年会なんてある?ありませんよね。
ということで、ここは、もしかしてやまちゃんの句意に反くかもしれませんが、次のように読ませていただきます。
・忘年会帰り来たれば部屋暗し
うーむ、これもなんだかなあ…。やまちゃん、今回はうまくまとめられません。ごめんなさい!
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なおじい様添削有り難うございました。
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