「露と消え若かりし日のクリスマス」の批評
回答者 なお
肥川成可さん、こんにちは。御句拝読しました。
確かに若い頃のクリスマスにかける思いは、年と共に変わってきますね。私も妻と二人の暮らしでは、クリスマスの「ク」の字もありませんよ。ただ「今年もあと1週間か」という感慨ですね(笑)。
御句、お気持ちわかります。若い頃の色々な思い出?記憶?が露と消えてしまったのですね。しかし俳句としては、それでは、読み手としては何を思い浮かべたらいいのか?当然何も思い浮かびません。作者にさえ露と消えてしまっているのだから。
寂しいです。
提案句としては、せめて、昔はこうだった、と覚えていて(思い出して)いただきたい。もっといいのは、昔はこうだったが今はこうだ、と現在を詠んでほしいです。
・クリスマス若かりし日のコンサート
これは一例です。下五はレストランとかでもいいかと。
現在を詠むのはすでにお出来になっています。「クリスマス夢の世界に子の笑顔」。若い頃のクリスマスへの思いは消えても、今はお子さんが楽しい時をお過ごしならそれが何よりです。
点数: 1
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若い時は色々企て面白い時も有ったが年取ってどうでいい。