「鬼灯の色鮮やかに小雨かな」の批評
回答者 腹井壮
中山礼さん、はじめまして。腹胃壮と申します。鮮明なシーンを詠みとろうとした句ですね。しかしながら塩豆さんも仰っていましたが「色鮮やか」は直接言わず読者に想像させるのが俳句です。
紅を増す鬼灯市の小雨かな
拙い添削ですが参考になれば幸いです。
点数: 1
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作者 中山知美 投稿日
回答者 腹井壮
中山礼さん、はじめまして。腹胃壮と申します。鮮明なシーンを詠みとろうとした句ですね。しかしながら塩豆さんも仰っていましたが「色鮮やか」は直接言わず読者に想像させるのが俳句です。
紅を増す鬼灯市の小雨かな
拙い添削ですが参考になれば幸いです。
点数: 1
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回答者 塩豆
はじめましてです!塩豆と申します。
鬼灯の鮮やかな情景が目に浮かびました。しかし、わざわざ「鮮やか」と言わずとも「鬼灯」と「小雨」と来れば大体想像がついてしまいますので、この俳句の「色鮮やかに」は私なら取っ払います。
また、切れのある俳句での「かな」終わりは少しアブノーマルで難しいです。そしてやはりこの場合、「かな」がうまく機能していない気がします。前半で鬼灯の存在感が大きい割に、後で小雨も存在感を放ってきます。どっちに注目すればいいんだ?と読み手は思ってしまいます。
点数: 2
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ほおずき市に並ぶほうずきが小雨に濡れて色鮮やかに輝いておりました。