「冬山や厳しき中に春待つ芽」の批評
回答者 イサク
こんばんは。
たとえば「冬山」の環境は「厳しい」ものです。
「春待つ芽」には「冬芽」という季語があります。
つまりこの句の内容は「山の冬芽」という六音で表現できてしまいます。
「(山が)厳しい」というような形容詞は、「作者(自分)の基準で冬山を説明していることば」であって、N先生のように言えば季語「冬山」への信頼が足りませんし、受け手である我々も信用されていません。
(N先生がよく使う言い方です。今週はYOUさんが言われていましたね)
あと、逆に「芽」とは植物のさまざまな芽であって、「蕗の薹」に限定することはできませんね・・・逆にこちらは受け手への配慮が足りないかと。
無理やりコメントの句意を出すなら・・・という提案句を残します。
ちょっと散文・説明調・句またがり・字余り・季重なりっぽいですが。
・極寒の山に蕗の薹の冬芽
点数: 1
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よろしくお願いいたします。
一つはシンプルに食いしん坊の意です(笑)
毎年、厳しい寒さと雪の下でも芽吹く蕗の薹
天婦羅や蕗味噌にしたくて待ち遠しく、早く食べたいです。
もう一つは、俳句に対する私の状況かなと。。。