俳句添削道場(投句と批評)

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冬の山天地も人も生きてこそ

作者 よした 山月  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

よろしくお願いいたします。

先句に続き
実家からの冬山を眺め、我が人生
家族のこと、友のことを振り返りつつ

また、理屈ではわかっているのに、ふと思い確認を。

先人たちの俳句には
その背景や思い、そういったものも句に添えられていたのでしょうか

句、一本でその思いを表し
受ける側もそれを読み取れる力があったのでしょうか

日記や雑記、紀行の中に句があり
それらの前後の流れから句意が読み取れたのでしょうか

なぞと思い
奥の細道を読み返してみれば
一瞬にして氷解したのでございました。
コメント、思い、生き方大切なことですね。

句意に生無きことに対して
否定的な思いはなきこと念のため記します。

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「冬の山天地も人も生きてこそ」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。よした山月様、いつもお世話になってます。

よしたさんのご性格だと思いますが、物事をとても真面目にとらえて真剣に向き合っていらっしゃいますね。これまでのコメントにそれがよく表れていると思います。
それが良くないはずはなく、全く問題ないです。俳句においても、例えば春なら桜を見て、秋なら枯葉を見て、人生とか哲学とかを考える、これも悪くないと思います。先人たちも、色々とお考えだったと思いますよ。
ただ、それを五七五で詠み、人様に見てもらうとなると、話が違うと思うのです。なんと言っても五七五、わずか十七音で人生や哲学を語るのは、生易しいことではありません。達人であれば別かもしれませんが。

要するに、かなり難しくて、抽象的な、禅問答みたいになりがちです。
御句がそうというわけではありませんが、ただ、具体的な光景が見えてこなくて、そうなると個々人で想像しなくてはならないです。
ある程度の景色の描写があり、あとは読み手の想像に、というのであればいいですが、上五の季語のすぐあとがかなり抽象的ですので想像も難しく困っています。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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「冬の山天地も人も生きてこそ」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

えーと、あくまでも私の(最近の)持論ですが、
小難しいことは、俳句が面倒くさくならない程度にしましょう。
(小難しいことを考えるのが好き!というならば止めません)

先人たちが作句したときの背景など、後ですべて知ることなど不可能です。
(偉そうなことを言いながら、酔っ払いながら適当に句作しているかも?)
(某先生は酔っ払いながら遊びながら作句していると広言していますね)
私はそう割り切っています。

とはいいつつも、残されて来た俳句・名句を楽しむことは、現代人の特権です。
また、句の分析が好きな方々(研究者含む)の解説を聞くことも、自分の作句に生かすことができます。これも現代に生きる我々の特権ですね。

さて御句、非常に壮大なスケールになってしまいました。
前の句「冬の山生き抜くことの厳しさよ」と比べて、やりすぎ感が漂います。
宗教的な説教くさいところまで行っています。
さすがにこれでは、受け取る側の面白みに欠けますね・・・

俳句で自己主張もダメではないですが・・・俳句よりもっと適したジャンルがあるように思います。
俳句は俳句として育ってきた経緯がありますので、俳句の器を探っていきましょう・・・

点数: 1

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