「もういいよ枯葉ガサゴソみいつけた」の批評
回答者 なお
こんにちは。小西晴菜様、いつもお世話になってます。
可愛らしい句を有難うございます。かくれんぼや鬼ごっこは詩情に溢れていますよね。でも、子どもの遊びなだけに、大人の鑑賞に耐えるものを作ることはかえって難しいのかもしれませんね。
私は御句は話し言葉を使って面白い構成だと思います。ただ、私的に残念なのは、上五と下五のセリフの話者が違うために情景が今一つわかりにくくなっている点です。漫画のように、セリフの吹き出しの尖ったほうがどちらを向いているか見えればいいのですが、俳句はそうはいかないですからね(笑)。
そのために、「枯葉ガサゴソ」が、隠れた子の周りの枯葉がガサゴソしたのでわかったのか、鬼役の子が、枯葉をガサゴソやって探し出したのか、わからなくなってます。
そこで私の提案句ですが、話者を一人に統一して、
・もういいよ枯葉ガサゴソもうバレた
これは、隠れた子が枯葉をガサゴソしてしまったので見つかってしまった!と言っている句です。
一方、
・もういいかい枯葉ガサゴソ見いつけた
これだと、鬼役が枯葉をガサゴソ掻き分けて探し出した句になります(でも、隠れた子がガサゴソしたようにも取れますね)。
いずれにせよ、かくれんぼは外でやってほしいです。子どもが小さいとき、お友だちと狭い家の中でやられた時は閉口しました(笑)。
点数: 1
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「かくれんぼ」なんですが、三段切れ、ありきたり、小学生の作品みたいになってしまいました。
枯れ葉の音を友だちの足音だと思って「見いつけた」と言ったんだけど、枯れ葉の山から子犬が跳び出した、というオチも考えましたが、さすがに無理なので·····。