俳句添削道場(投句と批評)

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風の子や枯葉踏み踏みご満悦

作者 よした 山月  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

お願いいたします。

子どもは無邪気無垢
木々の生命尽きる寒さや色味、もの悲しさより

舞い散る落ち葉の動きや音
踏んだときの感触に楽しさ覚え、楽しげにモモ上げよろしく、大行進(ご満悦と悩み、字余りやめ)

大人が見るとわびしくなりがちな
落ち葉、枯葉の景をものの見事に
遊びに変える
そんな吾子たちの強さに改めて元気をもらいます!!

最新の添削

「風の子や枯葉踏み踏みご満悦」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。よした山月様、いつもお世話になってます。
御句、この着眼点は私も共感します。枯葉を見て侘び寂びを感じる大人と、遊びに変える子どもの対比。いいですねー。

「厳しくしてください」とのご要望ですので申し上げます。そうした面白さを台無しにしているのが下五の「ご満悦」です。
すでに、他の方からも出ていますが、私もあえてお伝えさせていただきます。
人の感情を詠み込んではダメです。人の気持ちはわかりません。いくら子どもでも。いくら傍目には楽しそうでも。
ご自身がご満悦なら構いません。しかしご自身であっても、ご満悦とは言わずに満たされた気持ちを表せればもっといいです。

ちょっと提案句をご覧ください。

・枯葉踏みゆく風流を知らぬ子ら

これだと、子どもたちから怒られるかもしれません。子どもながら風流を極めた俳句の宗匠かもしれません(笑)。「風流を知らぬ」とか、人のことを言わない方がいいと思います。
そこへいくと、次はまだいいかと思います。

・枯葉踏みゆく子俳句は詠まずして

よしたさんが俳句を考えている傍を、子らが遊びながら通り過ぎた、これは事実だからです。

私も俳句に感情を入れて、よくも悪くもご指摘いただきますが、全て自分の心境です。

お互い頑張りましょう!

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

短パンの駆け抜けていく枯葉道

回答者 秋沙美 洋

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

季語である枯葉が、風の子を立たせるための舞台装置になってしまっています…。もっと枯葉に寄り添いたい所です。
「ご満悦」この措辞も語り手の主観に寄りすぎています。子供の顔を見た語り手の「ご満悦だなー」という感想の域を出ていませんので、描写として弱いです。
というわけで色々手を加えてみました。

点数: 2

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「風の子や枯葉踏み踏みご満悦」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

おはようございます。

言いたいことはわかる句です。
季語「枯葉」が脇役・・は秋沙美様の言うとおり。
 テクニック論ですが、主役は中七よりも上五か下五に入れると印象が強く見えることがあります。理由は考えればわかると思います。
 私の提案句でもそうしますので、ご参考まで。
◆「ご満悦」・・自分以外の感情を表す言葉は、俳句に入れるのが難しいですね。その人の説明になってしまいがちなので。
 例えば「嬉しがる人」よりも「嬉しそうに笑う人」の方が描写に近いわけで・・この差はわかりますか?
◆「風の子」という慣用句は、使い方によって俗な表現に見えるので注意です。御句ではまだセーフと思いますが、推敲次第では外した方が・・・

コメントより言葉・様子をお借りして

・風の子の大行進や枯葉道
・枯葉踏む満悦の子の軽き足

点数: 1

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添削対象の句『風の子や枯葉踏み踏みご満悦』 作者: よした 山月
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