「風の子や枯葉踏み踏みご満悦」の批評
回答者 なお
こんにちは。よした山月様、いつもお世話になってます。
御句、この着眼点は私も共感します。枯葉を見て侘び寂びを感じる大人と、遊びに変える子どもの対比。いいですねー。
「厳しくしてください」とのご要望ですので申し上げます。そうした面白さを台無しにしているのが下五の「ご満悦」です。
すでに、他の方からも出ていますが、私もあえてお伝えさせていただきます。
人の感情を詠み込んではダメです。人の気持ちはわかりません。いくら子どもでも。いくら傍目には楽しそうでも。
ご自身がご満悦なら構いません。しかしご自身であっても、ご満悦とは言わずに満たされた気持ちを表せればもっといいです。
ちょっと提案句をご覧ください。
・枯葉踏みゆく風流を知らぬ子ら
これだと、子どもたちから怒られるかもしれません。子どもながら風流を極めた俳句の宗匠かもしれません(笑)。「風流を知らぬ」とか、人のことを言わない方がいいと思います。
そこへいくと、次はまだいいかと思います。
・枯葉踏みゆく子俳句は詠まずして
よしたさんが俳句を考えている傍を、子らが遊びながら通り過ぎた、これは事実だからです。
私も俳句に感情を入れて、よくも悪くもご指摘いただきますが、全て自分の心境です。
お互い頑張りましょう!
点数: 1
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子どもは無邪気無垢
木々の生命尽きる寒さや色味、もの悲しさより
舞い散る落ち葉の動きや音
踏んだときの感触に楽しさ覚え、楽しげにモモ上げよろしく、大行進(ご満悦と悩み、字余りやめ)
大人が見るとわびしくなりがちな
落ち葉、枯葉の景をものの見事に
遊びに変える
そんな吾子たちの強さに改めて元気をもらいます!!