俳句添削道場(投句と批評)

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シャリシャリと梨食む二人老い支度

作者 中村あつこ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

 今年も梨の頃になったなあ、二人共歳とったなあと。

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「シャリシャリと梨食む二人老い支度」の批評

回答者 なおじい

こんにちは。あつこん様、いつもお世話になってます。

げばさんが私の駄句をご紹介くださったので、その流れで私からも御句の感想を申し上げます。

私は、「老い支度」が、お気持ちはわからないでもないですが、唐突というか、上五と合わないと思いました。
どういうことかと言いますと、梨をシャリシャリといい音を立てて召し上がれるということは、まだまだ老い支度など無縁であると。
これが例えば、

・梨すらも喰めぬ二人の老い支度

とかであれば私は腑に落ちるのです。暗いですけど。

とはいえ、あつこんさんご夫妻がここで若さを自慢しても、あまり現実的ではない。ですので老若ということは言わずに、現実だけをお伝えになったら?と思った次第です。

例えば、
・シャリシャリと梨食む二人自分の歯
・シャリシャリと梨食む二人共白髪

イマイチ感がありますが、要するに老い支度はまだ早いですぞ、と言いたいわけです!

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「シャリシャリと梨食む二人老い支度」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句。味わいがとても深い句だと思います。俳句は自分のために詠むものとして成立していると思います。
一方で誰か読み手に何か気持ちを届ける際は、オノマトペに驚きや意外性を入れたり、詩を出して行くとさらに日記俳句を超えていくことができるやもしれません。
なおじいさんの句は
「梨食らふシャクシャクと水飲む如く」
しゃくしゃくと水を飲むというオノマトペがオリジナリティでした(^▽^)/

点数: 2

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「シャリシャリと梨食む二人老い支度」の批評

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんばんは。

こういうお気持ちの入った句は意見を述べにくいところですが・・・

普通の句、という印象です。
梨を食べるのに「しゃりしゃり」という表現は普通だと思いますし、「二人老い支度」という単語も良く出てくる単語です。

この句はこの句で手元に残してよい句だと思いますが、人に見せる俳句という意味では、もう一歩何か工夫がほしいと思います。

・梨を食むあなたと私の五十年 (すみません年数は仮想です)

点数: 1

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添削対象の句『シャリシャリと梨食む二人老い支度』 作者: 中村あつこ
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