「銀輪に積む夕刊や風薫る」の批評
「銀輪に」をどのように捉えたか、ここが一番の評価の分かれ目でしょう
塩豆様のおっしゃる通り、「風薫る」という季語を夕方に用いるあたりは、なかなかチャレンジなさっています
この季語は9時~14時くらいのイメージだと勝手に思っていたハオニーは、なぜこの季語なのかは少し不思議に思っていました
「銀輪に」をどう読んだかですが、夏井先生は「自転車の銀の輪っかの上に直接夕刊を積んでいる」
そのような不思議な光景を想像なさったのでしょう
こう思われてしまい、損をしたと考えられます
ハオニーもこの句は
自転車に積む夕刊や風薫る
の間違いだと思いました
これなら、自転車に夕刊を積んでいる様子をきちんと誤解なく表現できます
風薫るだから、夕刊飛んでいったのかな?という想像も出来そうですね(ハオニーは勝手にそう思っています)
「銀輪」というオリジナリティある言葉は面白いかもしれませんが、誤解なく想像させる方が大事なのでしょう
しかし、直したらとても面白い句になるのです
だから選ばれたのです
直しても面白くならない句、面白みはないが整っている句、直したらとても味のある句、の順に普通は評価が上がっていきます
入選という結果ですので、(おそらくは東京新聞に)発想を認められたことは確かです
納得いかないかもしれませんが、これは自信を持っていいことです
ハオニーは挑戦せずに逃げている子ですからね(
添削のお礼として、ハオニーさんの俳句の感想を書いてください >>
皆様こんにちわ。いつも思います御世話になります。某経済新聞しか読んでいないのに東京新聞の俳壇に投稿している腹胃壮でごさいます。そういう訳でネットでは特選しか発表がないため図書館の新聞で一ヶ月から二ヶ月分の結果をまとめて見ております。掲句は5月22日の末席にあった作品です。先程、見つけてしまいました。たまたま、道場のお題が「風薫る」でしたので今回、添削と御意見を募る事となりました。宜しくお願い致します。ちなみに夏井センセの選による俳句生活では没でありました。https://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/haiku/