俳句添削道場(投句と批評)

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縁台や銀杏踏む歩王手なり

作者 水芭蕉  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

初心者なので、いろいろ教えてください。
縁台で将棋を指す風景です。銀杏が落ちる秋
踏む歩が将棋の歩にかかっています。
よろしくお願いします。

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「縁台や銀杏踏む歩王手なり」の批評

回答者 なおじい

水芭蕉さん、こんにちは。初めまして。私も初心者ですが、御句の感想と提案句を置かせていただきます。

季語が入り、五七五で切れの「や」もお使いになっている。形はいいのですが、季語は一つでよかったですし、「AとBをかける」というのはやめておいたほうがいいようですよ。

では一つずつみていきましょう。
季語についてはげばげばさんがおっしゃる通りです。縁台は年中ありますが、そこに座って将棋を指そうといのはいかにも夏の風物詩ですね。秋ではないです。
「銀杏踏む歩」。これがわからない。この後で「王手なり」と出てくるから、縁台とも合わせて将棋の話だと思いますよね。そうなると、「歩」というコマが銀杏を踏むか?どうやって???という疑問がおきます。仮に、将棋を指している人が踏むのだとしたら、足とか靴とかではないの?となりますよね?まるでわかりません。
掛詞は、主に和歌の世界で、技巧と情緒を競うために広まったとおもわれますが、俳句では難しいのであまり考えないほうがいいようですよ。自然にそうなると面白いですけどね。

そこで私の提案句です。今回、季節は秋ですので、縁台を残して夏の句にするより、銀杏を残して秋の句にしたほうがいいでしょう。

・銀杏の降るベンチにて王手なり
・銀杏を踏む脚揺らしつつ王手

次の句楽しみにしています。

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★★★★★

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「縁台や銀杏踏む歩王手なり」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
はじめまして、げばげばと申します。

初心者でいろいろ教えてくださいということですね!
まず季節感のある言葉で17音を詠もうとしているのでとてもいいですが、詰め込みすぎ感はあります。
・「縁台」が夏の季語、「銀杏」は秋の季語になります。
・「銀杏踏む歩」で、ん?縁台で座って将棋しているけど銀杏を踏む?となってしまい情景が浮かばなくなりました。将棋の歩とかけるというのはちょっと難しかったかもしれません。
銀杏の香ると金の王手鳴る

こんな感じで銀杏と歩の王手は出してみましたが、いかがでしょう。
なるべく、焦点をしぼっていくほうがいいかもしれません。2句目を楽しみにしています!

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添削対象の句『縁台や銀杏踏む歩王手なり』 作者: 水芭蕉
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