俳句添削道場(投句と批評)

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蓑虫やそろそろ外に出られよか

作者 長谷機械児  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

某俳句ポストのお題「蓑虫」。平日になると投句を忘れかねないので、この土日のうちに済ませようと思っています。
そのお題「蓑虫」の、早々に自選没句にした句をこちらに。このご時世、巣籠り・引き籠りあたりのイメージは、類想ど真ん中なのではなかろうかと。

「出られよか」という言い方。古風な口語の感じ(江戸俳諧や大正頃の歌の文句にありそうな)は何だか捨てがたい、その一方で何だか不自然にも感じ…。

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「蓑虫やそろそろ外に出られよか」の批評

回答者 イサク

おはようございます。

たぶんこのご時世でなくても蓑虫に「籠る」「出る」は類想になるのではないかと・・・あと「揺れる」「着飾る」とか?
その二音三音四音が完全に悪いのではなく、他のところとの組み合わせですけれどね・・・

御句、げばげば様からもありますが、動物への呼びかけは一茶を思わせますね。
御句は「出られよか」が勧誘に見えます。なぜ蓑虫を外へ出そうと勧誘しているのかがわからないのが難点ですね。
セリフ句の弱点は、ここから一部分だけ推敲(単語の入れ替え)することがむずかしいことでしょうか。

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「蓑虫やそろそろ外に出られよか」の批評

回答者 げばげば

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★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

「蓑虫」渾身の句はできましたか?
本句、言葉遣いは確かに江戸俳諧のようですね。「や」で切るというより蓑虫に対して語りかけているような感じになるからでしょうか。蓑虫へのいたわりとしての一茶のような句とか、連歌の発句としてもありそうな。

傘にねぐらかさうやぬれ燕 其角
こういう感じのイメージもありました。そういう言葉遣いも好きです。

ただ、本句、たしかにこのご時世なので、蓑虫から巣籠り的な発想はかなり多そうですね。月曜日にポストで発表される怖さはありそうですね、自選で外しておいた方がたしかにいいですよね。

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