俳句添削道場(投句と批評)

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薫風に呼ぶや犬の名小次郎と

作者 東次郎  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

お題の「風薫る」とハオニーさんもやってました、中七句またがりの「や」です

私も以前に俳句入門書で見て格好いいと思い多用しましたが、癖になると画一的になるので時々と肝に銘じてます(^^;

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「薫風に呼ぶや犬の名小次郎と」の批評

回答者 腹井壮

東次郎さん、こんばんわ。いつも御世話になります。あとでハオニーさんから解説があると思いますが跨ぐ事を意識したせいで切れの位置がおかしくなっていると思います。

薫風や呼ぶ犬の名は小次郎

あとはスペシャリストの解説と添削をお待ち下さい。

点数: 1

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「薫風に呼ぶや犬の名小次郎と」の批評

回答者 ハオニー

かっこよくみえる技法は難易度が高い傾向にあるのです
この中七の間で切れる技法も、使いこなすのは難しいものです

私は呼吸をするように使いこなせるようになりましたが、「や」がなくても切れをつくる方法はあるのです
わざわざ「や」を置くだけの理由がないと使えない、そういうものだと考えております

この句、なんか違う気がします
「犬の名小次郎」と言いながら誰かを呼んでいるのは、奇妙な感じがします
おそらくは私がひねくれているからそういう考えにたどり着くのですが(

「小次郎」か「犬の名」のどちらかを外さないと音数が捻出できません
それでは「薫風」が生き生きとしないのです
肝心の映像も、自分だけが分かっている状態でうまく描けていません
かっこよくみえる技法に踊らされましたね

小次郎を呼ぶや薫風かきわけて
犬の名を呼ぶや薫風かきわけて

「作者自身の犬を呼ぶ声が、薫風をかきわけるように犬に届いているに違いない」という意図だと仮定しての句です

中七の間の「や」、薫風という季語、謎の「小次郎」...
こういった作者の工夫したであろうポイントを押さえつつ、季語を主役に、無駄な描写を削り、詩を生み出し、意味を通りやすくする...
これらが出来ないと言い切るようなハオニーでは、負けた気がするのです

出来ないと言い切るのは、音数が捻出出来ないときです
そのときはきちんと認めます、直しようがない句ですと

点数: 1

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添削対象の句『薫風に呼ぶや犬の名小次郎と』 作者: 東次郎
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