「夕顔に行ってきますを告げる日々」の批評
回答者 ハオニー
弟が夜勤のハオニーが満を持してやってきました
個人的に「日々」は好きです
しかし瞬間を切り取る、描写するとなるとこの「日々」は難易度を格段に上げる要素なのです
本題へ...
意図したかったことはうまく伝わっていないと思いました
自宅にある夕顔の実に「行ってきます」と告げる、不思議な光景が私には見えました
さすがひねくれもののハオニー(
おそらく作者がどこかへ出かけるのは分かりますが、それが夕刻の出勤だとは判断出来ません
銭湯に行った、夜の散歩、買い物などの可能性もあります
意図に近づけるには「出勤」と言うしかありません
もしかしたら「出勤」は言いたくなかったのかもですが
そしてこれ、「夕顔の花」と言いたかったのではないかと思うのです
夕顔だけ書かれていると、実か花か悩みます
季語「夕顔の花」は歳時記にありましたので、使いこなせればこちらの方が伝わります
そしてその花は自宅の中ではなく、自宅の庭か通勤路の途中にあると考察しました
原句から少し意味は遠ざかるのですが...
夕顔の花のほとりを出勤す
「ほとり」では少し描写が甘い気がしますが、どの場所かを具体的に描かないのは「手直し」だからです
ハオニーの手直しは、ハオニーが全て完成させないようにするつもりでいるのです
これをどのように捉えるかは、塩豆様次第です
ハオニーは中途半端とでも、ハオニーは自分のためにわざと残したとでも、ハオニーには痺れる言葉が思いつかなかったとでも、解釈はご自由に(
点数: 1
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いつもコメントありがとうございます!塩豆です。
この夜間のお仕事をされている人を想定して詠みました。句意が伝わるかどうか少し不安なのですが皆様の意見を聞けたらなと思っております。