俳句添削道場(投句と批評)

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夏めきて目路遥かなり茅渟の海

作者 ねぎみそ  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

夏に入って晴れ渡って日差しも強くなった時に、高台から茅渟の海(大阪湾)をみると、遠くまで、淡路島や紀伊半島の一部までみえるほど遠くまで、見通せた時の驚きを詠んだ句です。

添削よろしくお願いいたします。

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「夏めきて目路遥かなり茅渟の海」の批評

回答者 ハオニー

これは「目路」が音数合わせのようで、実に不要な言葉です
遥かだけで遠くまで見渡せる様子は言い切れます

これは間違いなく切れ字は有効です
何が夏めいているのかを考えさせると、後で出てくる海がより一層鮮やかになります

夏めくや遥かに青む茅渟の海

個人的には青よりも黒なのですよね
海が青くて当たり前の風潮もありますから

夏めくや遥かに茅渟の海黒し

しかし、私が実際に茅渟の海を見たわけではないので、これ以上のイメージ誘導は止めておくのです

点数: 2

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添削対象の句『夏めきて目路遥かなり茅渟の海』 作者: ねぎみそ
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