俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

秋刀魚食べ小骨が喉に刺さりけり

作者 あく  投稿日

要望:厳しくしてください

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

秋刀魚の小骨が喉に刺さっている様

最新の添削

「秋刀魚食べ小骨が喉に刺さりけり」の批評

回答者 なおじい

あくさん、こんにちは。
御句の感想と提案句を置かせていただきます。

確かにお名前変わりましたね。以前は◯◯というお名前でしたね、と言っても意味ないですけど。

今回は「厳しくしてください」とのご要望ですのでそのようにさせていただきます。

御句、秋刀魚の小骨が喉に刺さったとのことですが、それがどうしたというのでしょうか?私には何の感動もありません。
あくさんはおそらく大人でしょうから、秋刀魚の小骨が喉に引っかかったくらいでは、特にどうもない、というか、俳句に詠むくらいですから病院に行くまでもない、大したことはないと思うのです。さんまを食べたら美味しかった、と同じくらい、なんということもない句なのですね。
俳句は季語を大切にします。季語を貶めたり、軽く扱ったりするのは好まれません。俳句では蜘蛛でもミミズでも季語なら主役であり、作者は愛情を込めて慈しみます。秋刀魚は秋を代表する味覚であり、その姿は刀のように見事、味わいは深くて私は海外駐在の頃は夢に出てきました。
御句はそうした秋刀魚の魅力を発信することなく、喉に骨が刺さったことだけを伝えて終わっています。
これは、例えばどなたかが、今が旬の美味しい秋刀魚をご馳走しようとして、七輪で炭をおこし、網でこんがりと焼いて、大根おろしとカボス(スダチでも可)を添えて出してくれた。ご丁寧にお醤油までかけ回してくれた。あなたはそれを食べた。相手が「いかがでした?旬の秋刀魚は?」と聞いた。そしてあなたは答える。「はあ、小骨が喉に刺さりました」こういう情景ですよ。

それで提案句ですが、やはり命を投げ打って舌を楽しませてくれた秋刀魚に敬意を表して、美味しかったとも言ってあげませんか?

秋刀魚食べ小骨も味も残りけり
舌に味喉に骨置く焼秋刀魚

このように、骨は仕方ないとしても、味わいも残してあげてはと提案いたします。

私はあくさんのこれまでの句、好きです。特に滝の句ね。私は、投句歴の浅い方には普段はきつい言い方はしませんが、「厳しくしてください」とのご要望ですのであえて申し上げております。ご了解くださいね。
これからもよろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 2

添削のお礼として、なおじいさんの俳句の感想を書いてください >>

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「秋刀魚食べ小骨が喉に刺さりけり」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

お名前変わりました?
あくさんというお名前でしたっけ?

さて、御句。私もよくあります。小骨が刺さること。でも、それでも食べたくなるのが、秋刀魚ですよねー。
御句、どちらかというと季語秋刀魚がいややなーという感じの印象のまま終わってしまったような気がします。

小骨取る気の逸りたる秋刀魚かな

小骨をよける時間も気が逸るくらい早く食べたいぜーみたいな感じになりましたが、いかがでしょう(*'▽')また、次の句もお待ちしてまーす!

点数: 1

添削のお礼として、げばげばさんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

さかしまに密吸ふ蜂や南瓜花

作者名 金太郎 回答数 : 1

投稿日時:

求人の年齢不問春ちかし

作者名 やまの はるか 回答数 : 3

投稿日時:

忿怒顔夫紅蓮着物妻

作者名 おいちょ 回答数 : 0

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『秋刀魚食べ小骨が喉に刺さりけり』 作者: あく
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ