俳句添削道場(投句と批評)

以下の俳句の添削・批評をお願いします!

ほろ酔いや焼き秋刀魚の肝噛みしめる

作者 幸福来々  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

焼かないと苦味がなくなる読みも発生する!と思ったら、『を』を消し忘れてたorz
ご指摘ありがとうございましたm(_ _)m
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/12093

ちなみに、小さいころ親から「少ない部位は高級なもの」と教えられたためで、血合いも大好きです。
それは単に母は血合いが苦手だったため、それを俺に食わすために言ってたらしいです。

最新の添削

添削一覧 点数の高い順に並んでいます。

「ほろ酔いや焼き秋刀魚の肝噛みしめる」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

何度もごめんなさい。こう言う議論ができるのは個人的にはとても楽しいです。(すみません、付き合わせて。)

>「別の読みをする選択肢を外せ」という話ではなく、「読みが複数あるなら面白い方取ろうぜ」って話ですかね?
これは、ケースバイケースと考えています。複数の読みが広がりがあって楽しめるケースでは、あえてどちらとも取れるようにと言う選択肢もあるかと思いますが、戸惑いを感じるような誤読を招くような場合は、極力誤読を避ける工夫があって然るべきかと。結論、先の句は後者だと思っていて、避けれる提案をおいておきました。

>遠山に日のあたりたる枯野かな
これ議論がありますね。遠景と近景の対比と読むのが一般的ですね。この俳句独特の形は実は私研究中で、とても面白いのです。そのせいで少し熱くなりました。

余呉の鯉間近にはねし浴衣かな 百合山羽公

これどう読みます?主語は、「余呉(湖の固有名詞)の鯉」で、述語が「間近にはねし」これと浴衣が全く関係ないんですよ。
間近にはねたのは、鯉であって、浴衣がはねているわけではない。なので、これ取り合わせの句なんですよね。「余呉の恋が間近に跳ねている」「浴衣でいる自分」。浴衣が主語になるわけでも目的語になるわけでも、場所を表しているわけでもなく、ただ、取り合わせの二物を連体形でつなげている。

どうやら、こんな型が存在しているようで。ちょっと面白くて。
元に戻ると「遠山に日のあたりたる枯野かな」は、枯野の一物仕立てと説明する俳人と、「遠山に日の当たる」と「枯野」の取り合わせだけど連体形でなだらかに繋げた取り合わせであるとする俳人がいたりします。

なので、先の句も、
月下の横顔が、ではなく、全然関係ない誰かの横顔がレリーフみたいになっている、そんな月下です。と解釈しました。

>『横顔の』の助詞『の』の話
「の」はかなり曖昧な助詞ではありますね。「の」は主に従属を表す場合(君の浴衣)と主格(君の泳ぎたるを(僕が)見る)のように泳ぐの主語として君がつく場合がありますね。「横顔のリリーフめく」も「(何かが()横顔が描かれたリリーフのようになる」の読みと「横顔が、リリーフのようになる」の2つの読み方が発生しますね。

点数: 1

添削のお礼として、卓鐘さんの俳句の感想を書いてください >>

その他の添削依頼

荒道をゆく花嫁の綿帽子

作者名 あらちゃん 回答数 : 3

投稿日時:

カットスイカ畑には無い超未来

作者名 和光 回答数 : 1

投稿日時:

雪なくてヒマラヤ育ちユキノシタ

作者名 colo 回答数 : 1

投稿日時:

トップページへ
俳句を添削する!
添削対象の句『ほろ酔いや焼き秋刀魚の肝噛みしめる』 作者: 幸福来々
手直しした俳句は省略可能。批評、感想のみの投稿もOKです。

選択肢から簡単に良い感想が作れる!

さんの俳句

ました!

次回作も楽しみです。

俳句の評価
指摘事項(該当する項目にチェックを入れてください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

優れた添削・批評は日本俳句研究会の記事として、転載、引用させていただく場合がございます。ご了承ください。

▼添削依頼された俳句の検索

▼添削と批評(返信)の検索

ページの先頭へ

俳句添削道場の使い方。お問い合わせ

関連コンテンツ