俳句添削道場(投句と批評)

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銀杏青し今朝もう五度めの救急車

作者 小西晴菜  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

コロナ専門病院の近くに住んでいます。
自宅前の国道が救急搬送の通り道です。
街路樹が、例年通り黄金色に変わる頃には、収束していてほしいと祈ります。
(「銀杏」は「ぎんなん」ではなく「いちょう」です。)

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「銀杏青し今朝もう五度めの救急車」の批評

回答者 なお

こんにちは。小西晴菜様、いつもお世話になってます。

御句、病院の方々のご苦労は計り知れないものがありますが、ご近隣の方々もこのように心労がおありなのですね。お察しします。
救急車というのは、見ても、サイレン聞いても、言い知れぬ不安感が心をよぎりますよね。できれば一生、乗りたくもないし呼びたくもないですね。

「銀杏青し」については、私は、銀杏が青いのだから夏のことだろうと思いました。黄色なら秋、散ってしまえば冬だ、というざっくりさです。
コメントを読んで、今は銀杏が青いからまだコロナで大変なのは仕方ないけど、あの銀杏が黄色くなる頃には落ち着いてくれたらなぁ、という意味が込められていると。
「今朝もう五度目の」という措辞は、お気持ちはわかりますし、私もこのように詠むと思います。しかし、ちょっと言い換えてみました。

 銀杏青し今朝も幾たび救急車
「昨日も一昨日もサイレン聞いたよ。それも一度ならず何回も。今朝も、もう何度目かわからないくらい聞いたよ〜」という意味といたしました。具体的なほうがいいとは言われていますので「五度目」の扱いを悩みましたが、この回数に特にこだわる必要はないのではと思い、外させていただきました。

サイレンの音が気にならない日が早く来るように私も祈ってます。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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銀杏青し今朝の五度めの救急車

回答者 イサク

句の評価:
★★★★★

こんにちは。

季語が行方不明ですね・・・「青葉」として夏の句になるとは思いますが。
「(葉が)青い」のはどちらかと言えば初夏に近いイメージになりますね。

あとは、「もう」の意図的なドラマ性が若干気になるかな・・・と思いました。

点数: 1

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「銀杏青し今朝もう五度めの救急車」の批評

回答者 げばげば

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

御句、本当に毎日救急車が出動していて、とても心配ですよね。なかなか安寧は訪れないという感じがよくわかります。
その感慨に「銀杏青し」がぴったりかは少し悩みますね。「秋湿」とか「秋暑し」の方が響くようには思いますが、それではベタでしょうかね?いかがでしょう(*'▽')

点数: 1

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「銀杏青し今朝もう五度めの救急車」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

イサクさんがコメントしてくれて助かりました。ちょっと季語はどこだろうと思ったので、やはりそうでしたか。

銀杏(イチョウ)・・・季語にならない
銀杏散る、銀杏落葉、銀杏の実・・・晩秋の季語
銀杏(銀杏)・・・晩秋の季語。青銀杏なども、ここ。

なので、普通に読むと(季語がある前提で)、銀杏はイチョウではなく、ギンナンと読めてしまいますね。

ただ、まだ銀杏は青い葉ですものねぇ。銀杏青葉、銀杏青しみたいな季語を作るつもりで!っていうのも遊びとしてはいいかもですし、実際、名句がいくつか出れば将来の歳時記には乗る事もあり得ます。現段階では、どうしてもこれが言いたければ、無季と胸をはって行くしかありませんね。

「銀杏青し」という季語がある前提で、イサクさんのご指摘通り「もう」に感情や意図が乗りすぎちゃってますね。
提案句もイサクさんと同じになりました。

点数: 1

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「銀杏青し今朝もう五度めの救急車」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

あ、言い忘れた。

「銀杏青し」に込められた想いは理解できました。枯れて散らないでほしい、散ることへの不安、

点数: 1

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添削対象の句『銀杏青し今朝もう五度めの救急車』 作者: 小西晴菜
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