俳句添削道場(投句と批評)

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名城の堀の水抜き牛蛙

作者 鬼胡桃  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

取り合わせを使いました。
前の句は
・名城の堀の水抜き楽しいな
と楽しいな俳句から作りましたが実は、
・名城の堀の水抜き悲しいな
と真逆の句も考えてましたので投句します。
季語を何するかを考えて、楽しいなでは夏休みの子供等のシーンに発想を飛ばしましたので、悲しいなでは駆除対象の外来種や国内外来種のシーンに比重が置けないかなと季語を模索しました。
そして日本では、在来種の生息に関する問題から、現在特定外来生物に指定されて某番組でも、池や城の堀での捕獲が続いてかつ、季語にもなってる(牛蛙)を下五の季語にしてみました。
シーンとしましては、堀を住処にしていた牛蛙達が、某番組または自治体の自主的な企画で堀の水抜きをされ、堀に住む牛蛙達が、平穏な日常が一変しいつ人間達に捕まるかビクビクしている発想シーンを季語(牛蛙)で表現できないかな考えました。

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「名城の堀の水抜き牛蛙」の批評

回答者 げばげば

こんにちは。
いつも勉強させていただいています。

今回は季語を夏休みから替えてきたんですね。
水抜いたら牛蛙が堀にいそうなので、近すぎて、取り合わせというよりは、水抜いたら牛蛙が登場しましたというイメージになります。

水のない堀や牛蛙の嘆き

水を抜くという作業がとても非日常で俳句にするのが難しく、抜くという作業ではなくなってしまった提案句。牛蛙を擬人化しているのでちょっと安直ですかねー、嘆きと書かずにそれを表したかったのですが、ちょっと17音で私の力量不足。添削句というよりは、ここに置かせていただきます(*'▽')

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「名城の堀の水抜き牛蛙」の批評

回答者 長谷機械児

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カイさん、はじめまして。

・先の句は私は添削しないままでしたが、この句でも使われている「名城」という語が気になります。この「名城」は、「名だたる城」でしょうか「名古屋城」の異名でしょうか。句の中で、名だたる城であることに何か意味があるのでしょうか。あるいは、名古屋城に思い入れがあるのでしょうか。
・先の「夏休み」俳句なら、夏休みにまた変わった経験を・・・とは思ったのですが、こちらは、水を抜いたらウシガエルが居ました、というただの報告に見えます。

以下は私の想像でしかないので、参考として(実際の牛蛙は、何を契機に鳴くものなのでしょう。よく耳にはしたのですが)。

 堀の水抜けば鳴くなる牛蛙

今後ともよろしくお願いします。

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「名城の堀の水抜き牛蛙」の批評

回答者 知世

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★★★★★

コメントありがとうございます。
「鴎」単体で季語になるものかと思いこんでましたが「冬鴎」が季語なんですよね。
いずれにせよ夏の句として作りたかったので皆様の提案のように素直に「夏」と入れれば良かったですね。

こちらの句ですが私も「名城」の必然性が分かりませんでした。
歴史や美しい風景を詠む、あるいは「名城のお堀にも外来生物が…」と眉を顰める思いを詠むのであれば分かるのですが、そうではないようなので。
多分『池の水全部抜く』のアレをイメージされてるのかと思うのですが、特殊な状況を俳句で伝えるのって難しい気がします。
この場合城のお堀であることの意味があまり感じられないので「名城の堀の水抜き」まとめて「掻堀や」くらいにして句の主題である「かなしみ」や「外来種」の描写に割いた方が分かりやすいのではないかと思いました。

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「名城の堀の水抜き牛蛙」の批評

回答者 オマちゃん

句の評価:
★★★★★

カイ様

はじめまして。
当方の西瓜の句にコメント頂きまして、ありがとうこざいました。
言及頂きました通り、西瓜が主人公ではないような句になってしまいまして...俳句とは難しいものだなぁと実感しているところでした。

さて御句、最後の最後に牛蛙と出てくるところが面白いですね。
城の水を抜いたら牛蛙登場!といったところでしょうか。
既出のコメントではございますが、名城という言葉が当方も気になりました。
名城とは、名高い城、という意味とは存じますが、名古屋に名城大学という大学があるので、その学生さんが詠んだのかな?と一瞬頭をよぎってしまいました(これは単に私の知識に偏りがあるだけかもしれません...)。
言い換えるとしたら、城塞、などでしょうか。適切な言葉が思い浮かびませんが...。

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