俳句添削道場(投句と批評)

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祖母をまね漬ける梅干お供えに

作者 山田優  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

亡くなった祖母を偲んで、作りました。祖母の料理、漬物、まねて作るも何かが違う。もっと一緒に料理を作ればよかったという気持ちを表しました。宜しくお願いします

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亡き祖母を真似た梅干仏壇に

回答者 なお

山田優さん、こんにちは。
御句の感想と提案句を置かせていただきます。

御句、おばあさまともっと一緒に色々なことをすればよかった、と思っていらっしゃるとのこと、それだけでおばあさまは喜んでいらっしゃいますよ。
今はまだ、何をやってもおばあさまのように上手くはできませんね、それは当然です。あなたがまだ若いからです。よく言いますよね、「10年早いよ」とか。まだまだ修業が足りませんよ。
かくなる上は、どうか、お母上について修業をお続けください。いずれおばあさまと同じ味が出せるでしょう。
でもその頃には、あなたがそれを、若い人たちに伝える立場になっていると思いますよ。

さて御句です。悪くないのですが、まずおばあさまが、まだ生きているかもしれないようです。最後に「お供えに」とありますが、必ずしもおばあさまへのお供えとは限りませんね。
次に、「梅干しを漬ける」という措辞。ご自分でもなんかおかしい?と思いませんか?そうなんです、梅漬けを干して作るのが梅干ですよね。ですので提案句は、そこのところの矛盾(というほどのものではないけど)を解消するために、何も言わないことにしました。

今年、我が家では妻が初めて梅干しを自分で作りました。美味しいのですが、同時に田舎の農家さんからこれまた自家製の梅干しを段ボールで頼んだ(どれだけ好きなんだ)。
毎日せっせと食べてます。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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逝きし祖母まねてつけたる梅干しを

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

祖母へのお供えかもしれないくらいには思いますが、祖母がお亡くなりなった感じがすぐにわからない句になっています。「お供えに」がちょっと説明的で、全体として散文になっています。

点数: 1

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添削対象の句『祖母をまね漬ける梅干お供えに』 作者: 山田優
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